休暇中の魔王様【2】 (ページ10)

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休暇56日目(魔界) ページ10

魔界それは、魔物達が暮らす世界

その世界を支配する者

それが、魔王だ

それなのに、、なのに、、魔王様ぁぁ！！

一体、何処に行っておられるのですかぁぁ！！

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[魔界の住人紹介]

バアル:頭が良く、綺麗に戦う
姿、きっちりとした正装

アンドラス:凶暴的で、戦い大好き
姿、派手な半袖の服、半ズボン

ベリト:怒りっぽく、馬が好きでずっと一緒にいる
姿、黒の甲冑

魔界を支えている三人、魔王の次に偉い人達

ゴブリン:この3人を抑え込んでいる、苦労人、雑用係
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ゴブリン視点

魔王様が居なくなったのに気づいたのは
あれから、数分前、、、

雑用係の私が、夕食の準備をして、魔王様のことを待っているんですが、中々こちらに来ない

ゴブリン「一体、どうしたのでしょうか？」

アンドラス「あ？魔王様は？何で来ないの？」

バアル「クロさんは、一体何をしているんですかね？」

ベリト「あいつ、何してんだ？まさか、サボりか？」

あのクロさんが？

あの方は、この御三方よりかは、ちゃんとしている方だったの筈ですが、、

ゴブリン「ちょっと見て来ますね」

流石に、この御三方をこのままにしていたら、自分がどんな目に合うか

アンドラス「んー、俺も行く」

ゴブリン「え？」

バアル「私も行きます。クロさんが魔王様に何かしていたら、溜まったもんではないので」

ベリト「そうだな。あいつがサボってたら、許さねえ」

と、手をバキボキと鳴らしている
こ、怖い、、

そうして、私と御三方で魔王様の居るであろう
部屋に向かった

部屋の前に立ち、私がドアノックしようとした時

ベリト様が馬から降りて、私を押し退け、扉を蹴飛ばした

バーンと大きな音が、響き渡る

部屋の中を見ていると、魔王様の姿は無く、クロさんの姿も無い

ベリト「あ？誰も居ない？」

ゴブリン「え？」

アンドラス「わぁ、もぬけの殻じゃんw」

バアル「やはりそうですか、、」

やはり？

ゴブリン「それはどう言う事ですか？バアル様」

バアル「数分前に、魔王様の気配がしなくなっていましてね」

アンドラス「そ、だから気になって来てみたけど、まさか本当に魔王様が居なってるなんてなw」

バアル「魔王様が居ない今、この魔界でのトップは私達と言うことになりますね」

アンドラス「なw」

ゴブリン「え？」

え？

そうして、数分前に戻る

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コメント有難う御座います
コメントを読み、書きたくなったので書かせて頂きました
続きは、気が向いたらで