休暇中の魔王様【2】 (ページ6)

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休暇52日目ページ6

A視点

em「それで、何の話をしましょうか？」

ふむ、、何を聞こうか、、、

特に何も考えてなかったな

てきとうに話したら、他の奴らの所に行くか、などと思っていたからな

、、そうだな。

私が何も答えないでいると、エーミールが

em「、、、もしかして、何も考えてなかったんですか？」

む、、気づかれたか、、、

A『あー、、いや、そんな事ないぞ？ただな、、』

em「ただ？」

A『ただ、適当な事を話して、仲良くなって、、、やろうとな』

em「仲良くなって、やろうと、ですか、、、ふふっ」

あ？何でこいつに、私は笑われなければいけないんだ

A『何だ。何がおかしい』

em「ふふっ、、いやなんか、あなたらしいなと思いまして、、」

私らしいだと、、？

A『それは、どう言う意味だ？』

em「そのままの意味ですよ」

A『その意味が分からないと、言って、、』

kr「まぁまぁ、良いじゃないですか」

A『何が良いんだ。こいつが私に嫌味のつもりで言ったかも知れないんだぞ』

まぁ流石にこれは冗談だが、、

しかし、そう私が言うと、クロの顔が一気に顔が、恐ろしくなった

kr「え？そうなんですか、、、エーミールさん？」

む？

em「えっ？い、いやいやいやそんな訳無いじゃないですか！」

kr「、、本当ですか？」

そう言って、クロはエーミールに近づいて行く

em「な、なんで近付いて来るんですか、、？」

、、、これは、ふざけ過ぎたか、？

こうして私が悩んでいる間も、エーミールはクロに攻められている

仕方ない

助けてやるか

A『クロ。そろそろ行くぞ』

kr「待って下さい。今はこのエーミールさんを問いたださねければ、、」

A『私が違う所に行きたいと、言っているのだぞ。お前は一体、何様のつもりだ？』

kr「！、、、も、申し訳ありません」

A『、、さっさと行くぞ』

kr「は、はい、、エーミールさん疑ってすみませんでした。これから仲間となる方だと言うのに、、」

em「いえいえ、ただびっくりしただけですので、、」

A『失礼したぞ』

kr「では、失礼しました」

そうして、私達は図書室から出て行った

はぁ、やれやれだぞ、、、