休暇中の魔王様【2】 (ページ28)

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休暇74日目ページ28

A視点

kn「は！？空軍兵！？」

コネシマのデカい声が、会議室に響き渡る

A『ッ、、おい、五月蝿いぞ。コネシマ』

どんな声帯をして居るんだ、コイツは

nt「ほっっんま、そうやで！耳壊れるかとおもたわ」

kn「す、すんまへん、」

貴様はもう少し反省した方が、良いと思うぞ
しかし、これも特徴と、言うやつか、、

gr「だが、その空軍兵として、居た時は“今”ではなく“昔”の話なのだろう？何故、そのベルゼブブと言う者は、外されてしまったのだ？」

ふむ、何故か、、

A『それはだな、、、

いや、やっぱ言わん』

kn「いや！言わへんのかーい！！」

sha「そこまで言ったんやから、もう言えや！」

五月蝿い奴らだ
私が言いたくないのなら、それで良いじゃないか

gr「その理由を言ってくれなければ、こちら側はどう動いていいか、分からないのだが、、、それでも教えてくれないのか、？」

A『、、あぁ、言わんぞ？、、それに、お前らは、お前らの戦いをしろ。ベルゼブブは私が相手をする』

kt「いえ、私も、相手をします。魔王様を一人にするわけには、、」

此処に来て、クロが突っかかって来た

お前、この私が、ベルゼブブ相手に苦戦すると思って居るのか、、、
まぁ確かに、ベルゼブブは私の軍の中でも、群を抜いていたが、元部下にやられる程、私は弱くないぞ

A『そんなのは、必要ない。クロはコイツらの手助けをしていろ』

kr「ですが、、」

A『なんだ、貴様。主人の命令が聞けないのか？』

kr「い、いえ、。その様な事は、、」

A『分かったのなら、それで良い』

それに、さっき言い忘れていたのだが、ベルゼブブには、、いや、、悪魔にはとある、能力が一つあるのだ

これは、人間に対して、だけなのだが、

もう一つの能力、それは、、、

人間の欲を刺激し、心の中にある、嫉妬心を無理矢理生み出し、狂気状態にすること、言わば、精神異常を起こす事が出来るのだ

そうなった人間は、色々と面倒くさくなる
威力も強化させるからな
倒しづらくなるのは確実だろうな

gr「ふむ、成る程。では、我々は人間の方を相手し、悪魔のベルゼブブは、Aに任せても良いと言う事か？」

A『さっきから、そう言って居るだろう』

gr「、、そうか。分かった、では、ベルゼブブの方はAに任せたゾ」

A『あぁ』

gr「、、戦争も、もうすぐだ。絶対に勝つゾ」