休暇中の魔王様【2】 (ページ11)

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休暇57日目ページ11

A視点

私は起き、朝食をさっさと済ませ、のんびりしていた

するとその時、いきなり昨日貰って付けていた、インカムから声が聞こえて来た

？？「侵入者発見、侵入者発見、図書室付近に移動している模様。直ちに、侵入者を確保し、情報を聞き出せ。くれぐれも殺すなよ」

声的に恐らく、言っているのはロボロだろうな

しかし、侵入者か、、、
場所も近いからな、行ってみるか

流石に、このまま何もしないと言うのはアレだからな

私は、腰を掛けていた椅子から立ち上がり、その侵入者が居るであろうと所に向かうと

既に、ショッピがそいつと戦っていた

A『何だ？もうやっているのか？』

shp「！、Aさん！、、ぐっ」

私に声を掛けられ、私の存在が分かったのか、こちらに目を向け、名前を呼んできた

だが、そのせいで隙が出来、ナイフで腕が切られてしまった様だ

私の方を見るからだ。情けない、、

ショッピはショットガンを使って、相手はナイフを使っており、中々苦戦している

さて、一体どうしたものか、、、

私がそう悩んでいると、ショッピから怒鳴られた

shp「何、そこでぼーっとしているんですか！、、早く、一緒に戦って下さいよ！今のこの状況、分かってんですか！！」

ピキッ

あ？此奴、この私に向かって、何と言う口だ？

はっw
良いだろう。なら私の本気を見せてやる

二度とその様な口がきけない様にしてやるぞ？

A『あぁ、分かっているさ。そいつを
やって仕舞えば良いのだろう？』

そう言い私は、右手に、自分の魔力で剣を作る

禍々しく、美しい剣を

その光景を間近で見て、驚いたのか両者共、固まっていた

shp「え？、、マジか、、」

侵入者「は？何だアレ、、化け物か、、？」

A『ショッピ、お前は少し下がっていろ。
此処は、私の見せ場だ』

shp「っ、、はい、分かりました」

A『さぁ侵入者。此処からは、私がお前の相手をしてやろう。何処からでもかかって来ても良いぞ？私が許そう』

私がそう言うと、侵入者はムカついたのか、私に攻撃を仕掛けて来た

侵入者「随分と俺を舐めてくれるじゃねぇかwあんた、なにもんか知らねえけど、その言葉、後で後悔しない様になっ」

シュッ

ナイフで刺そうとして来たが、私はそれを躱す

そして私は考える

私はこの戦いをどのようにして、こいつをやるか、と。

このまま、簡単にやってしまうか

それとも、、、