休暇中の魔王様【2】 (ページ2)

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休暇48日目ページ2

A視点

ふむ、、グルッペンが連れてかれてしまった、、、

さて、私は一体何をしようか、、

kr「魔王様？何をするかお困りなのなら、私について来てくれませんか？」

絶対こいつは、私に書類整理をさせるつもりだろ、、

そうはさせんぞ

A『、、、いや良い、どうせこの私に書類整理をさせるつもりだろう』

kr「分かっているじゃないですか、、、どうせこの後も暇なんじゃないですか？魔王様」

A『む？そんな事は無いぞ？』

kr「え？何かあるんですか？私達、何か言われてましたっけ？、、」

A『いや、何も言われていない』

kr「言われてないじゃ無いですか、、」

A『だが、近々戦争があるじゃ無いか、それなのに私達は自室に篭り、書類整理をしている場合か？』

kr「グルッペンさん方はしていましたよ」

A『それは戦争に関わる事だからだろう？しかし私が今やろうとしているのは、戦争に全く関係のない事だ。つまり、、』

kr「つまり？」

あー、あれだ、、

A『つまり、、まずは仲間との絆を深めようではないか！』

kr「へ？」

A『よし、行くぞ。まずはそうだな。今まで話してのいないやつの所に行くか』

kr「え、待ってください」

私はそう言い、会議室から出て、てきとうに右に曲がる

するとクロから

kr「魔王様、一体誰に会いに行くつもりなんですか？」

と、聞かれた

誰に？ふむ、考えていなかったな、、

A『特に考えてない』

クロは私が何も考えずに行動していたのが、分かっていたのか、とある提案をしてくる

kr「では、そうですね。今のこの時間では、ほとんどの方が訓練をしている最中で忙しいでしょう。」

kr「なので、そうですね。ならば、しんぺい神さん、エーミールさん、ロボロさん、オスマンさんの4名ですかね？行くとしたら」

A『ふむ、、なるほどな。しんぺい神は一度会った事があるからな、、そうだな、エーミールの所に行くか。奴とは一度も話したことがない。』

kr「そうなんですね」

A『む？お前はあるのか？』

kr「ありますよ？私がこの国の事を調べようとして、図書室に行った時に、お話しました」

A『な、なるほどな』

こいつ、私が奴らと遊んでいる時に、そんな事を、、

流石、私の部下だな

kr「彼は恐らく、図書室に居ると思います。私がご案内いたします。こちらです」

A『あぁ、任せたぞ』

クロを私の前に行かせ、私は図書室の方へと向かって行く