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『___っん…』
結局勇人とは朝まで何もなく、わたしはパートへと向かった。
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バスの中で、いつものように本を読む。
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あの番号を見る度に、
___あなたのことを思い出してしまう。
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『…はよざいます』
エプロンを付けて、カウンターに立つ
瑠璃「…あら、昨日泣いたの?」
『えっ、』
瑠璃「瞼、すっごい腫れてるけど…大丈夫?」
『うそ…』
そういえば昨日、泣きながら寝たんだった…
瑠璃「…とりあえず、目冷やしてらっしゃい」
『そうします…』
わたしは、ビニール袋に氷を詰めて、スタッフルームへと戻った。
自分のロッカーの鏡を見ながら、氷をまぶたに当てた。
『っ……つめた、』
こんなに腫らしたの、何年ぶりだろ、
瑠璃「Aちゃん大丈夫?」
『あ、瑠璃さん…、カウンター空けてて大丈夫ですか?』
瑠璃「うん、バイトの子に任せちゃった」
『あー、すみません…』
瑠璃「いいのよいいのよ、
それより、私でよかったら話聞くわ」
『あ、どうも、』
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ねえ、瑠璃さん。
あなたの旦那さんにキスされたって言ったら
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___あなたはどんな顔をしますか?
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にゃあ - 面白かったです!続編も読まさせていただきます! (2019年12月20日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
なちょす。(プロフ) - みやもんさん» ほんとですか〜(><)嬉しいですっっわたしもドロドロだいすきなんです← (2017年5月20日 20時) (レス) id: f80bb26a77 (このIDを非表示/違反報告)
みやもん(プロフ) - すごく面白いですし、とても読みやすいです!こーゆー話大好きです笑 続きすごい気になります…頑張ってくださいね((o(。>ω<。)o)) (2017年5月20日 17時) (レス) id: e547e18cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なちょす。 | 作成日時:2017年5月20日 1時