# 035 ページ36
.
.
勇人と山口投手の会話は途切れることなく、
楽しそうに食事してくれてほっとした。
勇人「俺トイレ行ってきますね」
鉄也「あーうん」
えっ、ちょ、勇人
山口投手は、お水を一口飲んだ。
『……。』
鉄也「…ねえ、」
『っ、なんですか』
鉄也「…別に。」
山口投手は、空いたお皿をキッチンまで持ってきた。
『置いといてくれていいのに、』
鉄也「…ほんとさ、Aちゃんよく耐えれるよね」
『ほっといてください』
鉄也「だからほっとけないって、」
『…山口投手の方こそ、』
鉄也「え?」
『山口投手の方こそ、辛くないんですか』
鉄也「何の話?」
『だからっ、あなたの奥さん、
今日同窓会じゃなくっ___』
.
一瞬、なにが起こったのか分からなかった。
山口投手の唇が、わたしの唇に触れた。
鉄也「…かってるよ」
『やまぐちっ、とうっ…』
山口投手は、わたしとの距離を一気に詰めて、
鉄也「…不倫されてるもん同士、
___慰め合ったっていいんじゃない?」
.
274人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にゃあ - 面白かったです!続編も読まさせていただきます! (2019年12月20日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
なちょす。(プロフ) - みやもんさん» ほんとですか〜(><)嬉しいですっっわたしもドロドロだいすきなんです← (2017年5月20日 20時) (レス) id: f80bb26a77 (このIDを非表示/違反報告)
みやもん(プロフ) - すごく面白いですし、とても読みやすいです!こーゆー話大好きです笑 続きすごい気になります…頑張ってくださいね((o(。>ω<。)o)) (2017年5月20日 17時) (レス) id: e547e18cd8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なちょす。 | 作成日時:2017年5月20日 1時