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鉄也「お邪魔しまーす」
『散らかってますけど、…どうぞ、』
笑顔で出迎えたつもりだったが、
きっと頬が引きつって、うまく笑えてないだろう。
勇人「わ、めっちゃ美味しそうやん」
『でしょ、頑張ったもん』
それから山口投手と勇人は、ダイニングへ腰掛けた。
勇人「あれ、A食べへんの?」
『うん、わたし先に食べちゃったから。』
そっかそっか、と納得して、二人は料理に手をつけた。
___こんな気まずい中で
のそのそご飯なんか食べられるわけないでしょ、
鉄也「え、勇人毎日こんな料理食べれるとかほんっと羨ましい」
『……っ、』
山口投手は、食器を拭いているわたしの方をチラッと見た。
鉄也「…ほーんと、仲良さそうだよねー、」
ニヤニヤしながら思ってもないことをポンポンと言ってしまう山口投手には、
恐怖さえ覚えた。
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にゃあ - 面白かったです!続編も読まさせていただきます! (2019年12月20日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
なちょす。(プロフ) - みやもんさん» ほんとですか〜(><)嬉しいですっっわたしもドロドロだいすきなんです← (2017年5月20日 20時) (レス) id: f80bb26a77 (このIDを非表示/違反報告)
みやもん(プロフ) - すごく面白いですし、とても読みやすいです!こーゆー話大好きです笑 続きすごい気になります…頑張ってくださいね((o(。>ω<。)o)) (2017年5月20日 17時) (レス) id: e547e18cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なちょす。 | 作成日時:2017年5月20日 1時