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Chipie side
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それから2時に仕事を終えて、バス停までの道を歩いている時だった。
携帯が振動して、誰からだろうと慌てて取り出す。
え、っ
勇人だ、
電話なんて久しぶりで、なんだか出るのを躊躇してしまった。
『…もしもし、』
勇人「もしもし、俺やけど」
『うん、どうかした?』
勇人「今日さ、晩飯ぐっさんも一緒にええか?」
『えっ、ぐっさんって』
勇人「山口さんやけど、…都合悪い?」
『や、ううん、大丈夫。』
勇人「ほんま?じゃあ用意しといて、」
『うん、わかった。』
勇人「…ほな、切るで」
『うん、バイバイ』
そこで電話は切られた。
どうしよう、
どうしたらいいんだろう、
きっと今日は瑠璃さんがいないから、
山口投手は晩ごはんを食べに来るんだ
___なんで?
なんでその辺のご飯屋さんじゃダメなの?
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山口投手の考えてることが全くわからない
まさかわたしに会いに来てくれるんじゃないか、なんて自惚れてる自分に嫌気がさした。
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にゃあ - 面白かったです!続編も読まさせていただきます! (2019年12月20日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
なちょす。(プロフ) - みやもんさん» ほんとですか〜(><)嬉しいですっっわたしもドロドロだいすきなんです← (2017年5月20日 20時) (レス) id: f80bb26a77 (このIDを非表示/違反報告)
みやもん(プロフ) - すごく面白いですし、とても読みやすいです!こーゆー話大好きです笑 続きすごい気になります…頑張ってくださいね((o(。>ω<。)o)) (2017年5月20日 17時) (レス) id: e547e18cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なちょす。 | 作成日時:2017年5月20日 1時