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結局わたしは、
オムライスをひとりで食べた。
試合が終わって、お立ち台にはわたしの旦那さん。
ねえ、勇人
こんな笑顔、わたしに向けてくれたことあったっけ___
あまりにも広すぎるリビングに嫌気がさして、
テレビを消した。
わたしは冷蔵庫にあったカマンベールチーズを取り出して赤ワインを開けた。
お酒なんか呑めないくせに
ダイニングテーブルで食べたカマンベールチーズは、いつも以上にしょっぱく感じた。
『__勇人……っ、
はやく、帰ってきてよっ…』
オムライス冷めちゃうじゃん…。
わたしせっかく頑張ったんだよ?
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赤ワインを3分の1くらい呑んだところで、わたしは意識を手放した。
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にゃあ - 面白かったです!続編も読まさせていただきます! (2019年12月20日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
なちょす。(プロフ) - みやもんさん» ほんとですか〜(><)嬉しいですっっわたしもドロドロだいすきなんです← (2017年5月20日 20時) (レス) id: f80bb26a77 (このIDを非表示/違反報告)
みやもん(プロフ) - すごく面白いですし、とても読みやすいです!こーゆー話大好きです笑 続きすごい気になります…頑張ってくださいね((o(。>ω<。)o)) (2017年5月20日 17時) (レス) id: e547e18cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なちょす。 | 作成日時:2017年5月20日 1時