きょうだい間。* * ページ7
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妹を助手席に乗せて 着いたのは
ふたりで住んでいるマンション。
もともと独り暮らしだったけど、Aがはるばる福岡から来るってことで
いっしょに住むことになった。
別にやましい事は何も無い。
兄妹だから。
『お腹空いたでしょ?すぐご飯作るねー!』
卓也「あ、おう。」
そういう目でAのこと見ちゃったりしないかって?
大丈夫。
兄妹だから。
.
『卓にい、ご飯できたよー』
卓也「わ、うまそ、」
オムライスにコーンスープ、それからサラダに鶏肉のソテー。
さすが栄養士さん。
結婚するんだったらこんな奥さんがいいな。なんて。
俺はオムライスを一口頬張った。
卓也「わ、うま、」
『でしょ?頑張ったもーん。』
卓也「ふふ、」
『なに?』
卓也「Aはずっとここの家におればよか。」
『え?うん、そのつもりだよ?』
………すき、
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作者名:なちょす。 | 作成日時:2017年4月18日 23時