夢の国の姫〜KHside〜 ページ7
ペンに見つかって、急いで彼女を連れて向かったのは
僕たちの泊っているホテルだった。
階数が高いから夜はとってもきれいな夜景が見える。
その景色を彼女に見せたかった。
けれど・・・まだ外は明るい。
僕の泊っている部屋に彼女を通す。
KH『ごめん・・・ここなら大丈夫かなって。』
A『ありがとう・・・』
少し安心したのか彼女は崩れるようにソファーに座る。
隣に座って彼女の顔を覗き込む。
KH『さっき・・・言ってくれたこと嬉しかった・・・確かに、いつもAのそばにいることできないし・・・いつだって僕はペンを優先することになる。だからこそ・・・Aを確実に幸せにすることはできないかもしれない・・・だからこそ、いっそ身を引いたほうがいいのかなって思ってた・・・』
A『キュヒョナ・・・ねえ？私・・・キュヒョナのペンでもあるんだよ。だから、ペンを優先するってことは、私も優先してくれるってことになるんだよ。だから、大丈夫・・・ね・・・？』
そう言って微笑む彼女が愛おしくてたまらなくなった・・・
どうしよう・・・好きすぎて・・・
彼女をぎゅっと抱きしめていた。
KH『Aのこと・・本当に好きになってよかった・・・Aが僕と出逢ってくれてよかった・・・』
A『私もだよ。私の心の支えでずっといてくれてありがとう・・・』
KH『ずっと・・・好きでいてくれてありがとう・・・』
A『うん・・・私・・・すごく幸せだよ。』
体をそっと離して彼女の顔をじっと見つめる。
そのまま・・・彼女の唇にキスをする・・・
今までにないくらい・・・深く深く長いキス。
彼女の唇をずっと求め続けている。
A『はぁ・・・・苦しいよ・・・』
唇を離すと苦しそうに呼吸する彼女・・・
KH『その先も進みたいけど・・・？』
A『え・・・やだ・・・さっき汗かいたし・・・』
KH『とめられるかな・・・』
再び彼女の唇にキスをする・・・
なんだか理性がふっとびそうなほど
目の前の彼女はキレイだった。
彼女の体をそっとソファーに押し倒そうとすると・・・
僕のスマホに着信だった。なんとなく相手は予想できる。
この雰囲気で・・・まったく・・・
KH『ヨボセヨ？』
EH『ヤ〜！キュヒョナ〜！おまえ、どこに行ったんだよ？』
KH『ホテルに帰ってきちゃいました。』
EH『はあ？ったく・・・変なことしてるんじゃないだろうな？』
KH『ご想像におまかせします。』
EH『え！！あ！おまえ！！』
途中で電話を切った(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさんありがとうございます！パソコンの調子が悪く、なかなか更新できずすみません。 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さんチャミさんリアル＾＾ (2022年3月22日 9時) (レス) @page24 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/nonkitty600128
作成日時：2022年2月23日 21時
