日常戻る ページ33
ペンションから帰ってきて、数日後、キュヒョナとチャンミンは帰国していった。
長い長いオフは終わった。
私はいつも通り、仕事に向かう。
また、キュヒョナと離れ離れの日々が始まった。
けれども、前と違うのは・・・たくさんキュヒョナと話をして
離れていても、自信を持ってキュヒョナの彼女なんだと思えることだ。
まわりにも公認になったし・・・
花菜『A！彼氏は帰国したの？』
A『うん、またしばらくは韓国だってさ。忙しいみたい。』
花菜『そっか・・・でも、A、すごく幸せそうに見えるな。よかったね。』
キュヒョナと付き合うことをすごく喜んでくれた花菜。
オタクだった私が本当に好きな人と付き合えたことがすごく嬉しかったらしい。
そこに・・・
桜木『Aさん、部長がすぐに来るようにって。』
息をきらして桜木さんがやってくる。
A『え・・・なんだろう・・・』
なんか私やらかした？そんなことばかり考えながら
桜木さんと一緒に部長のもとへ。
桜木さんとは違う部署なのに？
部長『悪いな、出勤して早々。桜木と話をして決めたんだが・・・』
桜木さんと？
A『はい・・』
部長『2週間ほど、韓国に出張に行ってほしい。』
A『はい・・・え？？韓国ですか？』
部長『うちの会社が今度、韓国で商品開発を行うにあたって、開拓をしたくてね。』
A『そうなんですね。でも・・・なぜ私ですか？』
部長『桜木が、Aさんは韓国で人脈があるからというんでな。』
その言葉に桜木さんを軽くにらむ。
桜木『いい機会だと思いますよ？』
嬉しそうに言う桜木さん。
A『少し時間をいただいてもいいですか？』
桜木『もう、選択肢はないですよ？命令書も出てますし。』
部長『悪いな。急ぎなんだ。来週には韓国に行ってほしい。』
A『来週ですか？急すぎます！』
部長『広報のほうには仕事のほうを協力してもらうよう言っておくから。』
そんな・・・かんたんに・・・
上からの命令は絶対・・・会社員の宿命だ。
部屋からでて、放心状態のまま歩いていると
桜木『すみません・・・余計なことして。』
申し訳なさそうに桜木さんが言いながら追ってくる。
A『韓国に人脈あるだなんて、勝手なこと言って・・・』
桜木『もしかしたら、助けてくれるかもしれないじゃないですか？』
A『仕事のことで彼には頼りたくないんです・・・』
キュヒョナの知名度や立場を利用することなんてしたくなかった。
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凛音(プロフ) - りんさん» りんさんありがとうございます！パソコンの調子が悪く、なかなか更新できずすみません。 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さんチャミさんリアル＾＾ (2022年3月22日 9時) (レス) @page24 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/nonkitty600128
作成日時：2022年2月23日 21時
