眠り姫〜KHside〜 ページ31
Aを背中にのせたまま、ペンションのほうに戻ると・・・
CM『無事に帰ってきたな。』
朱莉『もう！心配したよ！』
花菜『あれ？A寝てない？』
尚『なんたって好きな人の背中だもんな(笑)』
穏やかな表情の4人がいた。
桜木さんの姿はない・・・
KH『ちょっと寝かせてくる。』
そう言って部屋に入り、ベッドに寝かせる。
寝ている彼女の表情はすごく安心しきっている。
寝ている彼女の髪を優しく撫でながら
おでこにキスを落とす。
この寝顔・・・毎日見れたら幸せだろうな・・・
そう思いながら部屋をでて
みんなに合流する。
CM『大変だったな・・・』
ＫＨ『いろいろあったけど・・・まるくおさまった気がする。』
ＣＭ『いろんな困難乗り越えてこそ、長く一緒にいれるんだよな。グループと一緒だ。』
ＫＨ『確かにな・・・』
2人で静かにビールを飲んでいると・・・
花菜『キュヒョンさん・・・Aがなかなか本当のこと言わないから聞きますけど・・・』
ＫＨ『はい？』
花菜『キュヒョンさん、Aと付き合ってますよね？』
本当は花菜さんもわかってたんだ・・・
ＫＨ『そうです。付き合ってますよ。』
花菜『やっぱり・・・夢の国でいなくなった時になんとなく思ったんです。あのとき来てましたよね？』
ＫＨ『はい・・・偶然ですけどね。』
花菜『Aのこと連れ出してくれて(笑)』
ＫＨ『ずっと僕のペンでいてくれたけれど・・・いつしかA自身のことを知りたくなって・・・ペンじゃないA自身ってどんななんだろうって思うようになったんです。』
ＣＭ『それ・・・わかる。』
朱莉『チャンミンもそうだったの？』
ＣＭ『朱莉はアイドルの俺が好きなんだろうけど・・・アイドルじゃなかったら俺のこと好きになってくれたのかな？って考えるようになってさ・・・』
ＫＨ『そうなんだよな・・・ステージの自分は好きかもしれないけど、一人の男になった自分は好きになってもらえないかもって不安になるんだよ。』
花菜『お2人ともかっこいいし、モテるのにそんなこと考えてるんですね。少なくとも、Aはキュヒョンさんのこと、すべてまるごと含めて好きだと思いますよ。』
尚『そうそう・・・そんなに2人ともかっこいいんだから、自信もってくださいよ！俺のほうが自信なくしちゃうし(笑)』
尚さんの一言でその場が笑いに包まれる。
花菜『Aは幸せだよね。ずっと好きだった人と付き合えたんだから・・・』
花菜さんが嬉しそうに笑っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさんありがとうございます！パソコンの調子が悪く、なかなか更新できずすみません。 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さんチャミさんリアル＾＾ (2022年3月22日 9時) (レス) @page24 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/nonkitty600128
作成日時：2022年2月23日 21時
