酔っ払いの代償 ページ19
A『ん・・・頭痛い・・・割れそう・・・』
目が覚めると・・・・見知らぬ天井が見えた。
待って・・・ここどこ？
私・・・どうしたんだっけ・・・・？
確か、桜木さんと飲みに行って酔いつぶれて
あまりの頭痛に動けなくてもがいていると・・・
桜木『Aさん？気がついた？』
A『キャ・・・』
桜木さんが私の顔を覗きこんできた。
しかも・・・隣に・・え・・・？
かたまっている私に
桜木『大丈夫。何もやましいことはしてないよ。』
落ち着いた声でそう言う。
A『桜木さん・・・私はいったい・・・』
桜木『昨日、一緒にのんでたでしょ？Aさんすごいペースでのんで酔いつぶれて・・・』
A『どんなペースだったんんだろう・・・』
一人虚しくつぶやく・・・
桜木『本当にハイペースだったよ。で、潰れちゃって・・・Aさんの家もわからないから
俺の家に連れてきちゃった。』
桜木さんの家なの・・・？
A『ええ・・・ここが？モデルルームみたい。』
ものが本当になくてスッキリ。
しかもすごく綺麗・・・
キュヒョナの部屋と違う(笑)
桜木『あまり、我慢はしないほうがいいんじゃない？』
A『なんか、私、言ってました？』
桜木『ずっと寂しいって・・・彼氏の名前呼んでたよ。』
切ない表情で言う桜木さん。
A『なんか、ごめんなさい・・・私・・・』
桜木『俺だったら・・・Aさんにそんな寂しい思いさせないのにな・・・』
真剣な表情で言う桜木さん。
A『・・・・ごめんなさい。』
桜木『謝ってばかり。悪いことしてないでしょ？』
A『でも・・・』
桜木『それ以上、謝ったらキスするから・・・』
冗談なのか本気なのかわからないけれど
ずっと真剣な表情で私を見る桜木さん。
A『と・・・とにかく、ありがとうございました・・・私、帰らないと・・・』
桜木『軽く、朝ごはん作るから食べてってよ。』
A『食欲なくて・…』
桜木『韓国の二日酔いの時に飲むスープ作るからさ。』
A『え・・・？韓国料理？』
桜木『こう見えても料理は好きなんだよね。』
嬉しそうに腕まくりしてキッチンに向かう桜木さん。
意外だな・・お料理男子だったなんて。
でも・・・やっぱりここにいると罪悪感でいっぱいになりそう。
早く帰りたい・・・
A『桜木さん・・すみません、やっぱり帰ります！』
そう言って玄関に向かおうとすると
桜木さんに腕をつかまれて
キスされる・・・
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凛音(プロフ) - りんさん» りんさんありがとうございます！パソコンの調子が悪く、なかなか更新できずすみません。 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さんチャミさんリアル＾＾ (2022年3月22日 9時) (レス) @page24 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/nonkitty600128
作成日時：2022年2月23日 21時
