理想のデート ページ12
仕事を終えて会社をでると、外はすでに暗かった・・・
A『あ・・そういえば・・・』
キュヒョナに返信するの忘れてたな。
返信しようとスマホを取り出して見ていると・・・
KH『いったい返事はいつくるんだろうな…』
A『え・・・？』
空耳かなと思うほど鮮明にキュヒョナの声が聞こえる。
思わず振りむくと・・・
帽子を目深にかぶってマスクで顔を覆っている
怪しい恰好をしたキュヒョナが立っていた。
A『ウソ・・・』
KH『ほんと・・・返事くれないからきちゃった。』
笑顔でそう言う彼。
やばい・・・不意打ち・・・
A『ほんもの？』
KH『はあ？今、それいう？』
呆れた表情のキュヒョナだった。
A『だって・・・』
KH『ここで、これはずせっていうの？』
A『いい・・・どこにELFがいるかわからないから・・・』
帽子とマスクをはずそうとするキュヒョナを一生懸命とめる。
KH『じゃあさ・・・はいっ』
そう言われてキュヒョナから手を差し出される。
A『え・・・？』
KH『もしも・・・Aと同僚で社内恋愛してたら、こうやって一緒に帰りたいなって・・・』
キュヒョナの言葉に笑顔になる。
A『社内恋愛ってあまり堂々としてる人いないけどね。』
KH『別にいいと思うんだけどな。誰が誰と付き合おうと。』
私も手を差し出すと
ギュっと手をつながれる。
温かくて大きなキュヒョナの手に包まれる。
A『なんか幸せだな・・・』
KH『それはよかった・・・』
キュヒョナと一緒に暗い夜道を歩く。
なるべく人混みを避けてあまり人のいない道を選ぶ。
KH『これからどこに行く？』
A『え・・・あ、考えてなかった(笑)』
KH『ごはん・・・食べた？』
A『まだだよ。キュヒョナは？』
KH『さっき、ヒョンたちとラーメン食べてきた。』
A『ええ！！さすがだね(笑)その光景見たかった。』
KH『さっき、ヒョンたちがラーメンの写真とってたから、そのうち、アップされるよ。』
A『楽しみ！』
KH『となったら・・・じゃあ、Aの家にこのまま行こうか！』
A『ええ！私の家？それは・・・・ちょっと・・・』
いきなりすぎる。
昨日の今日で急いで出てきたからかなり散らかっている。
ＫＨ『大丈夫。気にしないから、途中でワインでも買っていく？』
なんて嬉しそうに言いながら
A『ええ・・・』
キュヒョナの強引さに負けて
結局、私はキュヒョナのリクエストにこたえた。
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凛音(プロフ) - りんさん» りんさんありがとうございます！パソコンの調子が悪く、なかなか更新できずすみません。 (2022年3月23日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さんチャミさんリアル＾＾ (2022年3月22日 9時) (レス) @page24 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/nonkitty600128
作成日時：2022年2月23日 21時
