I miss you・・・・***Changmin***

普通の私とあなた〜CM〜４０ ページ41

しばらくチャンミンさんの背中を見送っていた。

さっき抱きしめられたぬくもりを忘れられないまま・・・

消えてほしくないなと思いながらも

車を発進させる。


好きって言ってしまったら

どんなに好きでラクなんだろう・・・

でも、自分の気持ちを認めて

それを伝えてしまうことがなぜか怖い・・・

そうすることで彼の運命も

私の運命も大きく変えてしまうような気がしたから・・・

それなりに生活して普通の結婚をして

家庭を持ちたい・・・

そういう生活が送れないような気がしたから

怖かった・・・・

車の中で聞こえてくるのは

さっきまで隣にいた愛おしい人の歌声。

♪〜♪〜

(君がいない夜は 夜空を見上げても 星なんて僕の目に 少しも届かない

広い空の下の 君はどこにいるの？ 何を眺めてるの？ 誰を想っているの？)

切ない歌詞が流れてくる。

A『君のいない夜か・・・・いつもいないのに(笑)今日は特別な日だったのに・・・・・

なんだろう・・・・この寂しさは・・・・』

言いようのない寂しさが襲ってくる・・・

A『やっぱり・・・・私にとってチャンミンさんは特別な存在なのかな。』


ずっと自分に自問自答しながら

家まで帰る。

今日の出来事がまるで夢みたいだった・・・・

チャンミンさんがまさかここにきてくれて

ずっと想っていた友樹に別れをつげられた。

いつも自分に自信がなくて

弱気な私だったけれど・・・・

友樹はいつも私をかわいいって褒めてくれた

それが何よりも嬉しくて

綺麗になる努力をたくさんした。

綺麗でいることが私にとっても友樹にとっても

嬉しいことだと思っていたから・・・・

けれど・・・どんなに綺麗にしても

私のモノにはならなかった・・・・

それが苦しかったけれど

彼に会うとそんなことも忘れるくらい

幸せな時間を送れた。

離婚という言葉を聞いて


少しうれしい気持ちもあったけれど

でも、今の友樹はあの時とは違って

自分勝手で平気で人を傷つける・・・

私はいったい彼のどこが好きだったんだろう

そう想ってしまうくらいだった・・・・・


それよりも相当魅力的な人が

目の前にあらわれたからかな？

♪

メッセの届いた音。

(今日はありがとうございました。またお会いしましょう！)

定型文のような文章に寂しさをおぼえるけれど

彼もきっと気持ちの整理をしている・・・

そう思うことにした。

お風呂に入って寝ようとしたけれど

眠れなくて・・・・

缶チューハイをのんで眠ることにした。

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