おひとりさま卒業の意気込み ページ9
花菜『Aこっち〜！』
オシャレなレストランの前で花菜と合流する。
花菜いわく、今日は気合の入った本命さんがいるらしい。
そんな本命くんが何人かいるからもしかして・・・
という期待があったらしい。
2人で談笑しながら通された部屋へ向かう途中。
帽子を目深にかぶった長身の人とすれ違う。
ん・・・・？
まさか・・・？
これは長年のギュペンとしての勘である。
A『キュヒョナ・・・・』
オーラを感じたのか何かを感じたのかはわからないけれど
私の直感がそう言っている・・・
立ち止まってしまう私に・・・
花菜『A？どうしたの？ほら、みんな待ってるよ？』
花菜が私の名前をよぶとその人も振り返って
遠いながらも目があう。
・・・・！！！
間違いない・・・あの目！何年とギュペンの私が
キュヒョナの目を見間違えるはずがない！！
けれど・・キュヒョナはマネージャーさんにせかされていってしまい・・・
私は花菜に腕を引かれてその場所に連れて行かれた。
どうしよう・・・気になって気になって合コンどころじゃない・・・
個室に入るとたくさんいると思ったのに・・・
私と花菜と男性2人だった。
A『ちょっと〜・・・』
小声で花菜に抗議する。
花菜『Aとどうしても飲みたいって頼まれててさ・・・・』
花菜の目の前にいるのは同期の尚くん。
私の目の前にいるのは・・・営業の桜木さん。
見たことはあるけどっていう程度・・・
同期の尚くんは花菜と仲良しなのは知っている。
尚『どうしてもこいつに頼まれてさ・・・花菜にお願いしたんだよ。』
桜木『すみません・・・営業の桜木達也と言います。』
A『はじめまして・・・』
花菜『え！！A、初めましてじゃないみたいだよ(笑)】
桜木さんのほうを見ると苦笑いしてた。
桜木『実は・・・この間の研修で一緒だったんですけど・・・』
頭をフル回転すると！
あ！！あの渡韓するまえの研修！渡韓で頭いっぱいだったから覚えてない・・・
A『すみません・・・あの時はすごく忙しくて・・・』
花菜『あ・・・韓国行く前の研修ね(笑)』
事情の知っている花菜は大笑い。
桜木『韓国に行くんですか？旅行で？』
花菜『とんでもない(笑)』
花菜の言葉に尚くんも桜木さんも興味のありそうな顔をする。
A『ある意味観光ですけどね・・・』
言葉を濁したら花菜が不満そうな顔をした。
桜木『研修で会ってからまた会いたくなって。』
尚『本当にしつこかったんだよ・・・』
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凛音(プロフ) - りんさん» 久々に一般人とのお話です。最近、一般人の方モテますからね（笑）他のメンバーも書いてみたいなと思ってます。 (2022年1月9日 18時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うは！＾＾新作ありがとうございます。ぎゅのひさびさな恋愛楽しみです。＾＾ (2022年1月9日 10時) (レス) @page11 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2022年1月6日 17時
