彼の不在�� ページ49
突拍子もないことを言う花菜に戸惑う・・・
花菜『なんか、尚くんと気まずくて・・・2人だけってさ・・・』
A『何言ってんの？付き合ってるんでしょ？』
花菜『そうなんだけどさ・・・今まで、そういう雰囲気になんなかったからさ・・・』
A『2人で会ってるときはどうしてるの？』
花菜『う〜ん・・・まあ、どちらかの家でだからさ、出掛けるのは初めてかも！』
なんとまあ・・・あまり進んでなかったんだ・・・
A『でも、私の彼氏は桜木さんじゃないよ？』
花菜『遠距離なんでしょ？バレないバレない(笑)』
悪い顔の花菜・・・
A『遠距離ってなんで知ってるの？』
花菜『桜木さんにちょっとずつ聞いてるんだ(笑)』
桜木さんも余計なことを・・・まったく・・・
花菜『だから、いいでしょ？桜木さんもAと出掛ける計画あるって言ってたし。』
A『そこまで話してるの？』
花菜『私と桜木さんに内緒はないから(笑)』
だったら尚くんともっと話せばいいのに・・・
A『1回だけだからね！』
花菜『やった！行きたい場所もちゃんと決めてあるから！』
A『どこに・・・？』
花菜『私と言ったら？』
A『あ・・・夢の国・・・』
花菜『そう！あたり！久々だから楽しみ！』
彼氏のいなかった花菜はよく私をその夢の国へと
一緒に行かせることが多かった・・・
男子の反応ってどうなんだろう。
できればキュヒョナと行きたかった。
なんて考えていると・・・
スマホにキュヒョナからメッセが。
わ・・・写真つき！
美味しそうなお昼ご飯を前に写真を撮っている。
これ・・・もしや、これからツイにでもあげるのかな？
なんて考えていると
私のツイに通知が。
まさしくキュヒョナ！
さっきとはちょっと違う写真をあげていた。
その違いがなんだか少し嬉しくてにやけていると・・・
花菜『でた！Aの推し！』
A『でたってなによ！』
花菜『その推しへの愛を少しでも桜木さんに向けなさい。』
A『だから・・・他に彼氏が・・・』
推しが彼氏ですけど・・・
花菜『桜木さん、本当にAのこと好きみたいだよ？』
A『そんなこと言われても・・・』
花菜『もし、彼氏とうまくいかなくなったら、桜木さんに慰めてもらいなよ？』
どういうアドバイスなの？まったく・・・
花菜は結構強引だから危険・・・
ランチを終えて戻ると
桜木さんが待っていた。
さっきの話かな？
心なしか朝より機嫌がよさそうだった。
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凛音(プロフ) - りんさん» 久々に一般人とのお話です。最近、一般人の方モテますからね（笑）他のメンバーも書いてみたいなと思ってます。 (2022年1月9日 18時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うは！＾＾新作ありがとうございます。ぎゅのひさびさな恋愛楽しみです。＾＾ (2022年1月9日 10時) (レス) @page11 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2022年1月6日 17時
