彼の不在 ページ48
キュヒョナが韓国に帰ってから
街を歩いていると
東方神起とスジュのCMがたくさん流れていた。
大々的な宣伝をしたおかげか売り上げもかなり好調らしい。
出社すると・・・
桜木『おはようございます。』
久々に桜木さんと顔を合わせた。
A『おはようございます。』
桜木『売上かなり好調らしいですね。』
A『おかげさまで。第二弾の話もでてるみたいです。』
桜木『やっぱり、２つのグループの人気はすごいですね。』
A「そうですね。」
桜木『ところで、約束は忘れてないですよね？今週末、出掛けませんか？彼は韓国へ戻りましたよね？』
A『え・・・？』
桜木『この間、スケジュールを聞いたので。』
A『そう・・なんですね。わかりました。』
桜木『そんな微妙な表情しないでくださいよ。困らせてるみたいだ。困らせてるけど・・・』
A「どこに行きますか？』
桜木『とびきりのコースを紹介しますよ。』
桜木さんと別れて、歩いていると・・・
スマホに着信が・・・
こんな時間に？
キュヒョナからだった・・・
A『おはよう？どうしたの？』
KH『会社にいる時間だよね？ごめん・・・実は、日本に戻るのが来週末になりそうで・・・』
A『そっか・・・』
KH『ごめん・・・・韓国でどうしてもしないといけない仕事が、結構あって・・・』
A『ううん・・・謝らないで。大丈夫だから。』
KH『平気？』
平気なわけないけど・・・
A『うん・・・大丈夫。』
KH『日本に行ったらたくさん会おう？』
A『ありがとう・・・』
KH『じゃあ。仕事頑張ってね！』
キュヒョナが優しいのはペンとしても知っているから
心配かけたくなくて・・・
平気じゃないよ。本当はもう会いたくなってる・・・
寂しくなってるから・・・
スマホを握りしめて深呼吸して部署に入る。
自分の席についてすぐにメールのチェック。
毎日、同じことの繰り返しだった日々に
キュヒョナは一筋のまぶしい光をくれた。
ペンだっただけでもいいのに
今はキュヒョナに愛されている。
幸せだな・・・
会えないことは覚悟してたんだからしかたない。
そう言い聞かせてなんとか午前中は乗り切れた。
ランチの時間になると花菜と一緒にいた。
花菜『Aにお願いがあるんだけど。』
A『お願い？なに？』
花菜『尚くんと桜木さんと一緒にダブルデートしない？』
A『はあ？桜木さんと付き合ってないよ？』
いつも花菜は突拍子もないことを言う・・・
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凛音(プロフ) - りんさん» 久々に一般人とのお話です。最近、一般人の方モテますからね（笑）他のメンバーも書いてみたいなと思ってます。 (2022年1月9日 18時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うは！＾＾新作ありがとうございます。ぎゅのひさびさな恋愛楽しみです。＾＾ (2022年1月9日 10時) (レス) @page11 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2022年1月6日 17時
