悪ノリ ページ39
花菜と尚くんに煽られて、桜木さんも困っている。
A『あのさ・・・私・・・他に好きな人いるんだ』
いや、正確には付き合っている。
花菜『はあ？聞いてないけど！』
尚『本当かよ。なんだよ。桜木と付き合うと思ってたのに。』
残念そうに2人が言う。
桜木『そんなに簡単に人の気持ちってうまくいくもんじゃないし・・・』
少しだけ悲しそうに言う桜木さん。
あれ？
A『たぶん・・・付き合うと思う。』
花菜『なに？そのあいまいな感じ。大丈夫なの？その人。』
尚『よし！俺が確かめてやる！』
A『大丈夫だよ・・・』
私が2人にそう言っても信じてくれてない。
桜木『Aさんの好きな人はとっても良い男ですよ。男の俺でも惚れるぐらい。』
尚『なんだよ！桜木知ってたのかよ！！』
花菜『なんで、桜木さんが知ってるの？ってことは同じ会社の人？取引先？』
桜木『それは俺の口から言えません。』
なんで・・・桜木さんが知ってるの？
その口ぶりから、キュヒョナだって知っているようだった。
A『その時がきたらちゃんと紹介するから。』
花菜『え〜！桜木さんだけが知ってるなんてずるい！』
酔っているせいかみんなテンションが高い。
尚『桜木ほどいい男はいないぞ？考えなおすなら今だぞ？』
尚くんまで悪ノリしてるし・・・
桜木『おまえ、飲みすぎだぞ？いいかげんにしろよ？』
尚『わかったよ。もう言わない。』
花菜『でも、Aはずっとアイドル好きなオタクだと思ってたけど、ちゃんと恋愛してたのね。
安心した！』
いやいや・・・付き合っているのはその追いかけてるアイドルなんですけどね。
言えない・・・
尚『良かったな。結婚するときはちゃんと報告な！』
A『それより2人のいきさつを聞きたいんだけど？』
桜木『そうだよ！お前らこそどうして付き合うことになったんだよ？』
尚『まあ・・・落ち着けよ。なあ？』
花菜『そうだよ。付き合うまで長かったんだよ・・・いろいろと。』
いきなり照れて話にくくしてる2人に笑ってしまう。
A『花菜、幸せになってよね。』
花菜『うん・・・ありがとう。』
2人が付き合ういきさつを桜木さんと一緒に
一生懸命聞いていた。
この2人なら結婚しそうだなっていう予感までしたし。
打ち上げはお開きになって、花菜と尚くんを見送って
桜木さんに途中まで送ってもらっていた。
A『桜木さんはどうして私の好きな人知ってたんですか？』
ずっと聞きたくてしょうがなかった。
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凛音(プロフ) - りんさん» 久々に一般人とのお話です。最近、一般人の方モテますからね（笑）他のメンバーも書いてみたいなと思ってます。 (2022年1月9日 18時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うは！＾＾新作ありがとうございます。ぎゅのひさびさな恋愛楽しみです。＾＾ (2022年1月9日 10時) (レス) @page11 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2022年1月6日 17時
