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こぼれる小さな幸せ ページ34

花菜『A?Aってば!』

A『え・・あ、ごめん・・・聞いてなかった。』

キュヒョナとのことがあってから数日後・・・

私はずっと上の空だった。

キュヒョナがそばにいないと何も変わらない日常なのに・・・

テレビで見る彼は私のずっと応援していたアイドルの彼。

けれど・・・たまに電話をくれるのは

紛れもなく彼氏という存在の彼。

夢みたいな。

花菜が不満そうな顔をしながら続ける。

花菜『桜木さんって、Aのこと好きみたいだけどいいの?』

A『いいって何が?』

花菜『だって、オタクでもあるあんたを受け入れてくれる優しいイケメンの彼だよ?』

A『オタクって・・・そうだけどさ・・・』

花菜『知ってる?営業ではナンバーワンのモテ率なんだから。逃さないほうがいいよ?』

A『桜木さん、モテそうだもんね。』

花菜『本気でいいの?』

A『だって、私の彼氏はキュヒョナだから・・・』

花菜『はいはい。アイドルのね。』

軽く流される。

しかたないことだけどね・・・

花菜とランチを終えて戻ると

私たちは、明日に控えた男性用化粧品の商品発表会の準備に会場に行くことになった。

会場の準備はすでに始まっていて

発表会の最後に東方神起とSUPERJUNIORのライブがある。

そのために会場では

これから、リハーサルをするようで

私は急いで会場に向かっていた。

明日のイベントの準備もふくめて。

会場に着くと明日のための設営は始まっていて

化粧品のイメージカラーに囲まれていた。

A『イメージどおり・・・』

中ではすでにリハーサルが始まっていた。

その間に招待客のチェックと配布するサンプルのチェックなど

仕事は山積みでリハーサルを見る時間はなかった。

桜木『Aさん、招待客のリスト、2人ぐらい抜けてたみたいで・・・・これからいそいで
  その方に連絡します。』

桜木さんが慌ててる。

A『え・・・大丈夫なんですか?』

桜木『上のほうから直々に連絡してもらってなんとかきていただけそうです。』

A『良かった・・・サンプルも確認したし・・あとは・・』

桜木さんと話をしていると横目に

キュヒョナたちがリハーサルを終えて会場を後にするのが見えた。

私に気付いて笑顔のキュヒョナだった。

軽く手を振りたくなるのをおさえて

笑顔を返して、そのまま仕事を続ける。

桜木さんと会場とイベントの進行をチェックして

終わったのは日付が変わってからだった。

ゲリラライブ〜KHside〜→←ヤキモチ?〜KHside〜



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設定タグ:キュヒョン , SUPERJUNIOR , k-pop
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凛音(プロフ) - りんさん» 久々に一般人とのお話です。最近、一般人の方モテますからね(笑)他のメンバーも書いてみたいなと思ってます。 (2022年1月9日 18時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うは!^^新作ありがとうございます。ぎゅのひさびさな恋愛楽しみです。^^ (2022年1月9日 10時) (レス) @page11 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛音 | 作者ホームページ:https://ameblo.jp/non-gyu0128/  
作成日時:2022年1月6日 17時

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