キュヒョナのかわり ページ4
理仁くんの突然の発言に彼をじっと見てしまっていた。
すると・・・
理仁『(笑)冗談だし。本気にしました？』
A『だよね！もう、びっくりさせないでよ！』
理仁『でも・・半分は本気ですよ？』
小声で言った理仁くんだったけどバッチリ聞こえた。
A『わたし・・・ここで・・・じゃあ・・・』
そう言って進もうとすると
理仁『ちゃんと、送らせてください！』
理仁くんに腕をつかまれる。
A『大丈夫だよ・・・もうすぐだから・・・』
そう言って行こうとすると
電話がかかってくる。
ディスプレイを確認すると・・・キュヒョナだった。
どうしよう・・・迷ったあげくにでることに。
A『ヨボセヨ？キュヒョナ？』
できるだけ、理仁くんにわからないように韓国語で話す。
KH『電話きられたから・・・もう着いた？』
A『ううん・・・まだ。でも、もうすぐだから・・・』
KH『もう遅いんだから、本当に気を付けて。』
A『わかってるよ。キュヒョナも早く寝なよ。』
KH『わかってる。じゃあね・・・愛してる・・・』
A『私も・・・』
そう言って電話をきると
理仁くんは空を見上げていた。
A『理仁くん・・・？』
理仁『あ・・・キュヒョンさんからでした？なんだかすごいなと思って。』
A『すごい？』
理仁『この空はつながってるんですもんね。韓国と。』
A『そうだね・・・昨日までいた韓国だもんね。』
理仁『Aさん、韓国に行きたいときは行ってくださいね。』
A『大丈夫。これから行くこと増えそうだし。』
理仁『本当に寂しくてがまんできなくなったら、俺のこと頼ってもいいですから・・・』
優しい表情の理仁くん。
A『(笑)平気だから。理仁くんもかわいい彼女作りなよ！』
理仁『そんなに強がらないでください。』
真剣な表情で見つめられる。
A『本当に平気だから！じゃあね！』
理仁くんを振り切って私は家まで走る。
セキュリティのしっかりしたマンションだから
理仁くんはもう入ってこれない。
安心からか部屋に入った途端
床に座り込む。
韓国から帰ってきた疲れもあって
なかなか動けない。
私にとってキュヒョナ以外考えられないのに。
荷物を片付けてお風呂に入ると
そのまま私はベッドに直行してぐっすり眠っていた。
キュヒョナ・・・・
もう会いたくなってるよ・・・
キュヒョナに抱きしめられる夢を見ていた。
優しく笑って優しく抱かれる穏やかな夢を・・・
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凛音(プロフ) - りんさん» これからペンミやチャンミンの結婚式！忙しくなりそうですね〜。ライバルも・・・ (2021年5月5日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 遠距離頑張って！2人で！ (2021年5月5日 1時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作成日時：2021年5月4日 19時
