新しい仕事 ページ23
昨日の電話で言われたとおり
私は直己の会社にきていた。
名前を告げるとすぐに社長室にとおされた。
社長室に入ると
直己『おう！きたな。とりあえず座れよ。』
A『全く・・・忙しいのに・・・』
直己『(笑)悪かったな。』
A『で・・・お願いしたい案件ってなに？私でいいの？』
直己『とりあえず、おまえの反応見ようと思って。』
そういって私に企画書を差し出す。
新しいブランドの企画書だった。
３０代、４０代の男性をメインターゲットとしたブランド。
直己『このモデルなんだけど、あいつらを起用したくてな。』
A『あいつら？』
直己『この間、見た奴らだよ。』
A『名前ぐらい覚えてよ。』
直己『(笑)長くて忘れた。』
A『適当なんだから・・・』
直己『あいつらの人柄に惚れたんだよ。仕事に対する心意気もな。』
A『そっか・・・それは私も同感。』
直己『おまえはどう思う？』
A『いいと思うけど・・・撮影は日本で？彼らのスケジュール早く抑えないと。』
直己『俺、韓国行ってみたいな〜。』
A『韓国で撮影するの？』
直己『そうしよう！手配はおまえに任せた！』
A『任せたって・・・ちょっと！』
直己『おまえの彼氏もいい奴だったしな。』
A『でしょ？ 』
直己『でも、気をつけろよ！』
A『何が？』
直己『おまえも歳なんだからあきられないようにな！』
A『はあ！もう！自分だって！！さっさと結婚しなさいよ！』
そう言うといきなり表情が暗くなる直己。
どうしたんだろう・・・・
A『どうしたの？』
直己『自由に恋愛できるおまえがうらやましいよ・・・』
A『まあ・・・それは。裕福な家庭に生まれたからしかたないよ。』
直己『なんなら・・・おまえ、アイドルと付き合うのやめて俺にすれば？』
いきなり真剣な表情になる直己。
A『何言ってんのよ！あんただけはやだ！』
直己『俺だって、おまえだけは無理だ(笑)』
笑っていたけれどどこか寂しそうだった。
直己『おまえの会社に企画書送るようにするから、あとは頼んだぞ！』
A『わかった。』
そう言って直己の会社を後にした。
帰り道・・・
キュヒョナからメッセが送られてきた。
そこには画像が・・・
チャンミンに無理やりお酒を飲ませていた。
今週が独身最後だからっていう意味らしい。
その様子を見ていると思わず笑顔になった。
会いたいな・・・・
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凛音(プロフ) - りんさん» これからペンミやチャンミンの結婚式！忙しくなりそうですね〜。ライバルも・・・ (2021年5月5日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 遠距離頑張って！2人で！ (2021年5月5日 1時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作成日時：2021年5月4日 19時
