遠い存在の彼女〜KHside〜 ページ16
理央『Aさんはスポンサーの対応に行ってるから・・・』
ずっとこない彼女が心配で理央ヌナに聞くとそう答えがかえってきた・・・
EH『なんだよ、拗ねてんのか？』
LT『A、徹夜でこのイベントの準備進めてくれてたみたいだから感謝しないと。』
メンバーになだめられるけれど
なんとなく自分の中ではAが遠い存在になったような気がして
一人で拗ねていた。
Aがやっと控室にきても
口をきけなかった。
困った表情の彼女だったけれど他のメンバーに声をかけて
衣装の確認をおこなっていた。
やがて、僕のそばにAがやってくると
咄嗟に彼女の腕を掴んで誰もいない階段の踊り場に連れて行く。
A『キュヒョナ・・・ちょっと・・・』
彼女が言う前に彼女の唇を塞ぐ。
僕の胸を押す力も抜けて僕の腕の中にすっぽりおさまる彼女。
KH『なんか・・・すごい嫌なんだけど・・・』
思わず本音が漏れる。
A『キュヒョナ？』
KH『なんか・・・Aが遠い存在になったみたいで・・・』
A『・・・キュヒョナ・・・』
KH『僕たちのために徹夜までして頑張ってくれてるのに、子供みたいなこと言ってごめん・・・』
だんだん冷静になっていく。
A『大丈夫だよ・・・』
そう言って彼女から僕を抱きしめてくれる。
KH『本当はずっとそばにいたいのに・・・』
A『キュヒョナ・・・そばにいてあげられなくてごめん・・・』
すっと伸びた彼女の腕には僕のプレゼントしたお揃いの時計がしてあった。
それを見ただけでも癒された。
A『今日、明日、仕事を落ち着かせて、韓国に行ったら少しは一緒にいれるよ？？』
KH『うん・・・チャンミンたちもAがくるの楽しみにしてる。』
A『楽しみだね。結婚式。』
KH『チャンミンの結婚式の次の日はオフだから、デートしよう！』
A『そうだね！』
単純かもしれないけれど・・・彼女との予定や約束があるからこそ
頑張れる。
A『ほら、メイクなおさないと！行こう？』
彼女に手をつながれる・・・
KH『もう一回・・・』
そう言って彼女の唇にキスをすると・・・
誰かの人影が近づいてくる・・・
Aがその様子を見て慌てる・・・
？？『A？おまえ・・・』
A『直己・・・』
直己と呼ぶその人はゲストパスを持っていた・・・
直己『ふ〜ん、そういうことか。だよな。担当するアイドルと付き合わない理由はないよな。』
その人は不敵な笑みを浮かべて僕らを見る。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛音(プロフ) - りんさん» これからペンミやチャンミンの結婚式！忙しくなりそうですね〜。ライバルも・・・ (2021年5月5日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 遠距離頑張って！2人で！ (2021年5月5日 1時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛音
| 作成日時：2021年5月4日 19時
