突然の再会 ページ13
あれから順調に日本でのスジュのペンミの準備は進んでいた。
メンバーそれぞれの衣装もなんとか準備できて、イベントまであと１週間を迎えたところだった。
スタイリストチームも最終確認でそれぞれが夜遅くまで仕事をしていた。
ペンミの仕事以外もNCTの日本でのツアーが始まる予定で
私はその先の準備も進めていた。
まさに毎日が目まぐるしい状態だ。
そして、ペンミの終わったあとにはなんと
スジュと一緒に韓国へ。
チャンミンの結婚式の最終打ち合わせだった。
そこから結婚式まで１週間ほど滞在するから日本での仕事をきっちりしていかないと・・・
そんな合間に麻子さんとある有名アパレルブランドの展示会にきていた。
私がデザインが大好きだとずっと言っていたことがあって
それを覚えていたデザイナーさんからの招待だった。
衣装にも活用できるブランドだった。
麻子『まさか、このブランドの展示会に行けるなんて・・・嬉しいです。』
麻子さんもずっと楽しみにしていたようで会場を嬉しそうに見渡していた。
そして・・・
理仁『俺もこのブランド好きで。やっぱりAさんとは気が合いますね。』
スタイリストチームを代表して理仁くんも一緒にきていた。
麻子『理仁くん、仕事だからね！集中集中！』
理仁『そういう麻子さんも楽しそうですよね。』
なんて２人が話をしているのを聞いていると・・・
？？？『「A・・・・？』
どこからともなく名前を呼ばれる。
誰・・・？
振り向くと・・・
直己・・・
幼なじみの直己が立っていた。
おしゃれなデザインのスーツを着こなして微笑んでいる。
A『直己・・・？』
直己『久しぶりだな！元気か？』
嬉しそうに目を細めて私を見る。
A『まあね。なんで直己がここに？』
直己『それを言うならおまえもだろ(笑)』
A『私は招待されて・・・』
直己『本当か？担当者は誰だ？』
A『担当者？』
直己と話をしていると女の人が近づいてくる。
？？『社長、あちらで会長がお待ちです。』
社長・・・・？
その言葉にわたしが驚いていると・・・
直己『なんだよ(笑)バレたか。俺の会社のブランドなんだよ。今度、ここに直接連絡してこいよな！』
そう言われて名刺を渡される。
確かに社長の文字。複数あるブランドを運営している大手のメーカーだ。
私が返事をする前に直己は行ってしまう・・・
理仁『Aさん、またライバルっすか(笑)』
理仁くんが苦笑いしながら私のほうを見ていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛音(プロフ) - りんさん» これからペンミやチャンミンの結婚式！忙しくなりそうですね〜。ライバルも・・・ (2021年5月5日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 遠距離頑張って！2人で！ (2021年5月5日 1時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛音
| 作成日時：2021年5月4日 19時
