強がりの涙 ページ23
私のために送別会してくれたメンバーは酔いつぶれたり
早い仕事だったりでそれぞれに散っていった。
私はというと・・・
EH『ヌナ、今日は寝かせませんからね！』
理央『ちょ！なんでそれをヒョクはいうわけ？』
EH『え・・あ、俺のセリフじゃなかった？』
そういいながらキュヒョナを見る２人。
KH『(笑)なんですか、その視線は！』
EH『おまえのセリフだよ、キュヒョナ(笑)』
KH『とりあえず、宿舎行きますよ？』
いつものメンバーで宿舎に。
他のメンバーはなぜかついてこなかった。
宿舎に着くと、キュヒョナは着替えてキッチンに立ち始めた。
EH『あ〜・・・酒がないな。理央、買いに行こう！』
気をきかせたのかヒョクと理央はお酒を買いにいった。
キュヒョナと２人きり・・・
この間、あんなこと言ってからなんだか気まずくて。
そっとキッチンに行ってキュヒョナの手元をのぞく。
どんどん料理が上達していくキュヒョナ。
忙しいのにすごいな。
KH『手伝って・・・』
私のほうを向かずにキュヒョナに言われる。
A『あ・・うん。』
包丁を渡されて果物を切る。
なんだかすごいオシャレなの作ってる・・・
KH『もう準備終わったの？』
A『そうだね。だいたいは。ほとんど日本に荷物送ったし。』
KH『そっか・・・』
それだけ言うと
溜息をついて料理に没頭するキュヒョナ。
A『なんか・・・こうやって送別会してもらうと、やっと実感わいてくるね。』
KH『そんなもんだよな。僕はあまり送られる経験がないからわからないけど。』
A『うん・・・日本に行くのは楽しみなはずなのに・・・ちょっとだけ寂しいかな。』
KH『母国に帰れるんだし、気楽じゃん。あ！日本語忘れたとか？』
A『な！違うよ！韓国での生活が楽しくてさ・・・』
KH『自分で決めたことでしょ？やり抜かないと・・・』
A『うん・・・』
果物を切っていると
よくわからないけど涙があふれてきた。
キュヒョナの告白を断るときも出てこなかった涙が・・・
今になってあふれてきた。
A『・・・あれ・・・玉ねぎじゃないのに・・・なんで染みるんだろ・・・・』
まわりがかすんで見えなくなる・・・
でも・・
後ろからキュヒョナに抱きしめられる。
KH『なんでそんなに強がるの？あの時泣いてくれればよかったのに・・・今頃なの？』
A『キュヒョナ・・・・』
KH『離したくなくなるじゃん・・・』
耳元で聞こえるキュヒョナの優しい声・・・
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凛音(プロフ) - りんさん» りんさん、いつもありがとうございます！なんだかんだで�い泙嚢圓�ことに。みなさんが読んでくださるおかげです。彼らは本当に自分の幸せをつかむには困難がたくさんありますね。幸せになってほしいです。 (2021年5月3日 20時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん、ヒロインちゃんと、ギュ幸せになるために、困難は、つきものですね＾＾ (2021年5月3日 20時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» スジュはカムバあったし、ギュのソロカムバもあるしで本当に嬉しくなりますよね。 (2021年4月20日 17時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - なんだか、バタバタしてますねー＾＾ぎゅ頑張って！ヒロインちゃん耐えて！リアルに、カムバラップかっこいい！ (2021年4月20日 7時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさんコメントありがとうございます！２人なら離れていてもきっと大丈夫です！あ・・でも、日本でどうなるかは・・・ (2021年4月11日 11時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作成日時：2021年3月29日 12時
