あの時のように・・・〜KHside〜 ページ20
公演を終えて出演者に挨拶をしながら着替えに向かう。
マネ『Aさん、迎えに行ってくる。』
KH『ヒョン！僕が行く。劇場にお客さんいなくなったら行くから・・・』
マネ『え・・・もう帰るだろう？』
KH『うん・・・帰りたいけど、どうしてもAに伝えたいことがあって。』
マネ『しょうがないな・・・』
着替えをしてお客さんのいなくなった劇場に向かう。
Aには席で待っててもらうことにした。
灯りのあまりついていないAの座っていた客席に向かう。
ステージからしか見てなかったから
この場所にいることがとっても新鮮だった。
僕の姿をAが見つける。
A『キュヒョナ・・・』
席から立ち上がって僕が向かうのを待っている。
KH『A・・・ごめん・・・どうしても伝えたいことがあって・・・』
A『キュヒョナ・・・今日はもう疲れてるでしょ？』
KH『ううん・・・Aが僕のミュージカルを見てくれて本当に嬉しかったし、今日はいつも以上に、緊張しないでのぞめたと思う。』
A『ならよかった・・・私はじっくりこうやってキュヒョナのミュージカルを見ることがなかったから…本当に感動した・・・こんなにすごい演技するんだって・・・』
話しているうちにだんだん近づく距離。
KH『A・・・？あのさ・・・この間・・・イ・スマン先生と・・その話してたでしょ？』
A『あ・・・もしかして聞いてた？』
俯くA・・・
KH『ごめん・・・つい・・・』
A『そういうことだから・・・』
そういうことって・・・
KH『やっぱり、Aは日本に行くでしょ？』
わかっているけれど聞いてしまう・・・
A『私は・・・日本に行くつもり・・・』
やっぱり・・・
KH『それでこそAだと思う。』
A『私ができることって限られているから、自分のできる範囲でキュヒョナたちが楽しくできる環境を整えておきたいの。』
Aの気持ちは痛いほどわかる・・・
でも・・・僕の気持ちは・・・
KH『A・・・行かないでって言ったら？』
少しだけ希望を持って聞いてみた。
首を振るA・・・
やっぱり・・・
A『ありがとう・・・そう言ってくれて・・・』
KH『A・・・僕にとってAはなくてはならない存在なんだ。別れてみて初めて気づいた。』
A『うん・・・ありがとう・・』
表情を全く変えないA。
どうして・・・？
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凛音(プロフ) - りんさん» りんさん、いつもありがとうございます！なんだかんだで�い泙嚢圓�ことに。みなさんが読んでくださるおかげです。彼らは本当に自分の幸せをつかむには困難がたくさんありますね。幸せになってほしいです。 (2021年5月3日 20時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん、ヒロインちゃんと、ギュ幸せになるために、困難は、つきものですね＾＾ (2021年5月3日 20時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» スジュはカムバあったし、ギュのソロカムバもあるしで本当に嬉しくなりますよね。 (2021年4月20日 17時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - なんだか、バタバタしてますねー＾＾ぎゅ頑張って！ヒロインちゃん耐えて！リアルに、カムバラップかっこいい！ (2021年4月20日 7時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさんコメントありがとうございます！２人なら離れていてもきっと大丈夫です！あ・・でも、日本でどうなるかは・・・ (2021年4月11日 11時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作成日時：2021年3月29日 12時
