ユノの好きな人 ページ13
A『それって、ユノの好きな人は私じゃないってこと？』
YH『うん・・・ごめん・・・』
申し訳なさそうに私を見るユノ。
A『そっか・・・私、全然連絡しないし、彼女失格だったもんね・・・』
ユノはマメに私に連絡くれてたのに私は彼にちゃんと向き合っていなかった気がする。
YH『ううん・・・俺はそれを理解したうえでAと付き合ってたんだから・・・』
どこまでも優しいユノ。
A『ねえ・・・聞いていい？好きな人って誰？』
YH『Aもよく知っている人だよ。』
考えてなんとなくわかった・・・
いつもユノの隣にいたのは・・・
A『BOAだ・・・』
YH『なんでみんなわかるの(笑)』
A『だって・・・BOAだったら私は身を引くよ。ユノのこと誰よりもわかってるし。』
心からそう思った。辛い時期を一緒に乗りこえてきた仲で
長い付き合いだから。
YH『本当にごめん・・・やっぱり・・・BOAじゃないとダメなんだ。』
A『そうだよね。大丈夫だよ。私は平気・・・』
YH『平気なわけないんじゃないの？』
A『やっぱり、今は恋愛よりも仕事を一生懸命しなきゃいけない時期なんだよ。』
YH『でも、そういう時期だからこそ誰かの支えがほしいんじゃないかって・・・』
A『ユノ？何が言いたいの・・・？』
YH『Aのそばにはよく、Aのことを見てて大切に思ってくれてる人いるよ。』
ユノの真剣な表情。
A『私にはもったいない人かもね(笑)』
YH『Aは頑張りすぎるところがあるから・・・まじめだし。』
A『ユノに言われたくないよ(笑)』
YH『それはそうか(笑)あ・・・A、何食べたい？』
A『ううん。私、帰るね。仕事たまってるし・・・』
YH『じゃあ、家まで送るから・・・』
A『いい・・・ユノはBOAのそばにいてあげて・・・ 』
そう言って私はユノの車を降りた。
車を後にして漢江沿いをゆっくり歩く。
たまにはいいよね・・・
フラれたくせになんだか気持ちは全然落ち込まない。
好きだったのかな・・・？
私、ユノのこと・・・
空を見上げながらゆっくり考えてみる。
ユノから逃げていたのは
ユノとちゃんと向き合うのが怖かったからかな・・・
しばらく歩いていると
後ろから誰かが走ってくる。
え・・・・待って怖い・・・
暗いからなおさら怖かった。
その人が近づいてくる前に逃げ出そうと
走ろうとすると
？？？『A！！！』
紛れもなく今、会いたい人だった・・・
今すぐに会いたい〜KHside〜→←終わりを告げる勇気〜YHside〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさん、いつもありがとうございます！なんだかんだで�い泙嚢圓�ことに。みなさんが読んでくださるおかげです。彼らは本当に自分の幸せをつかむには困難がたくさんありますね。幸せになってほしいです。 (2021年5月3日 20時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん、ヒロインちゃんと、ギュ幸せになるために、困難は、つきものですね＾＾ (2021年5月3日 20時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» スジュはカムバあったし、ギュのソロカムバもあるしで本当に嬉しくなりますよね。 (2021年4月20日 17時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - なんだか、バタバタしてますねー＾＾ぎゅ頑張って！ヒロインちゃん耐えて！リアルに、カムバラップかっこいい！ (2021年4月20日 7時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさんコメントありがとうございます！２人なら離れていてもきっと大丈夫です！あ・・でも、日本でどうなるかは・・・ (2021年4月11日 11時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛音
| 作成日時：2021年3月29日 12時
