虚しい願い〜理央side〜 ページ13
キュヒョナとヨンソンマネと一緒に開けたドアの向こうには
誰もいなかった・・・
その場で立ち尽くすキュヒョナ・・・
私はその光景に泣いてしまう・・・
理央『ウソ・・・Aさん・・・なんでいないの・・・』
ヨンソン『困ったな・・・』
頭を抱えたヨンソンマネは電話をしにいった。
キュヒョナはAさんのいない光景を茫然とたって見ているだけ。
理央『キュヒョナ・・・どうしよう・・・いないよ。』
KH『・・・・ヌナ・・・これは現実です。』
理央『わかってるけど・・・』
KH『探すあてがわからなくて・・・あ！でも、このあたりに防犯カメラとかありそうだから…』
理央『そうだね！探してみよう！』
キュヒョナはこういうときも頭の回転がはやい。
でも、それよりもキュヒョナはまだAさんのことを想っている。
そう感じたから。
私とキュヒョナはいったん事務所に戻ってそれぞれの仕事をする。
その間にヨンソンマネや事務所のスタッフがAさんを探す情報収集を始めてくれていた。
理央『Aさんしかできない仕事もあるのに・・・』
麻子『さっき、日本からスタッフを派遣するって室長から連絡がありました。』
理央『そっか。みんなきてくれるんだ。』
麻子『SMTの企画も始動したんで、Aさんがいなくても動けるようにとのことです。』
理央『考えたくはないけどね。Aさんがいないとまとまるものもまとまらないし。』
麻子さんもこっちでしばらく仕事をしているけれど
やっぱりAさんがいないと不安なようだった。
今週には日本のスタッフがきてコンセプトの会議と衣装の提案が始まる。
それまでにAさんが見つかればいいけれど・・・
それ以外にもカムバをするアーティストもいるから
そっちの衣装合わせとAさんの残してくれたデータをもとに
進めなくてはいけない。
そう考えるとやることが多すぎる。
気が付けば日付が変わろうとしていた・・・
残っているのは私1人。
そこに・・・
EH『大丈夫か？そんなに頑張って・・・』
理央『ヒョク・・・だってこれからのことを考えると・・』
EH『大丈夫だよ。ヌナはきっと見つかるから・・・』
理央『何かあったらどうしよう・・・』
EH『きっと無事でいてくれるさ。』
ヒョクに優しく抱きしめられる。
理央『今まで、Aさんのしてくれていた仕事をみたら・・・こんなに頑張ってくれてたんだって思って・・・私・・・まだまだだな。』
EH『きっと理央が成長するいい機会なんだよ。』
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凛音(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！ヒロインちゃんも学ぶことたくさんあるようです！ (2022年1月5日 9時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 番外編楽しみです。ヒチョル、ぎゅ、離れてみて初めてわかる大切にすべき思い＾＾ (2022年1月4日 22時) (レス) @page15 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさん、今年もよろしくお願いします。なんだか、ヒチョリといい感じになってしまいました（笑）結婚結婚ってヒチョリも言われて大変だし・・・もしかしてですね。 (2022年1月3日 19時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん今年もよろしくお願いします。＾＾ (2022年1月2日 21時) (レス) @page7 id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒチョルなのか？ヒロインちゃんの家族になるのは？＾＾ (2022年1月2日 18時) (レス) @page7 id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/nonkitty600128
作成日時：2022年1月2日 11時
