Dreaming〜君のすべてを〜＊＊＊secondseason＊＊＊

すでに始まったこと ページ25

遅くまで仕事をしていると・・・

KH『もう少しかかりそう？』

バラエティの収録を終えたキュヒョナが顔を覗かせる。

A『もうちょっとかな・・・』

理央はずっと忙しかったから、今日は早めに帰ってもらった。

他のスタッフも早めに帰宅してもらって

残っているスタッフはいなかった。

KH『これからは、1人で帰るのはやめて。』

私のほうを見て真剣な表情で話す。

A『うん・・わかってる。』

私もトラウマになりつつあるから。

キュヒョナが私の取り掛かっている仕事を見ながら

KH『今回は衣装の幅が広いな・・・』

いろんなグループのステージが用意されてるからこそ

たくさんの衣装を用意していた。

A『レコーディングは終わった？』

キュヒョナとオニュとティル3人でバラードを歌うって張り切っていた。

KH『まだ、これからだよ。でも、すごくいい歌だよ。』

A『最高のメンバーだよね。』

KH『チャンミンがなんで入れてくれないんだって拗ねてた(笑)』

A『チャンミンはソロ、いっぱい出すからいいじゃない(笑)』

チャンミンとユノそれぞれでソロをだしてどんどん活動する予定だった。

KH『あ・・・でも、僕もそろそろソロの最終章を迎えるし。』

A『そうだったね。年明けのイベントが楽しみだよね。』

KH『A、復帰早々、そんなにスケジュール把握してるの？』

心配そうに私の顔を見るキュヒョナ。

A『遅れてたぶん、取り戻さないと。』

KH『焦らなくてもいいんだから、無理はしないで。』

A『大丈夫だよ。』

KH『年明けには僕らの関係も好評するし。でさ・・・提案なんだけど・・・』

A『提案？な〜に？』

KH『一緒に暮らせる家、探さない？』

A『え・・・？家？』

キュヒョナの言葉をそのまま聞き返す。

KH『うん・・・この間みたいなことにならないように・・・それに結婚するから一緒に住まないと。』

嬉しそうに言うキュヒョナが印象的だった。

A『そうだね・・・』

KH『候補さがしておいていい？』

A『お願いしてもいい？』

KH『それと・・・式場も・・・』

A『早くない？』

KH『もう、覚悟はできてるんだから・・・大丈夫だよ。』

キュヒョナと離れたときにどうして、結婚しなかったんだろうって後悔したから

もういいよね？

A『わかった・・・式場もお願い。』

KH『ちゃんと選ぶから、あまり文句言わないでよ(笑)』

A『服のセンス以外は大丈夫！』

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