多忙な彼女〜KHside〜 ページ2
KH『いつになったらソウルに戻れるんだか・・・』
ミュージカルの地方公演とバラエティの地方ロケがかさなって
ソウルに戻れずにいる。
マネ『来週には戻れるから大丈夫だ。』
大真面目にマネヒョンが答える。
ホテルから眺める海は綺麗だけれど
正直、見飽きた。
ホテルの食事もおいしいけれど
恋しいのはAのごはん・・・
マネ『Aさんのこと考えてた？』
KH『当たり！』
マネ『事務所の移転の手伝いとガールズグループのオーディションの番組の参加で大忙しだもんな。』
KH『事務所の移転なんてもっとできるやついるだろう？』
マネ『Aさんは衣装のほうでは責任者だからな・・・SMの今までの衣装も保管してあるし。』
KH『だからって・・・まったく・・・』
仕事に一生懸命な彼女を持つと苦労する。
ホテルから見える景色を見ながらため息をつく。
そうしていると・・・
着信が
Aからだった。
一呼吸おいてでる。
KH『A？』
A『そっちはどう？もうすぐ新しい事務所の引っ越し完了だよ！』
KH『早いな(笑)Aが日本から戻ってきただけあるな。』
A『で・・・いつこっちに戻ってくるの？』
KH『要は会いたいってこと？』
A『そういうこと・・・かな・・・』
恥ずかしいのか言葉を濁す彼女。
KH『来週までのお預けになりそう・・・Aのごはん食べたい・・・』
A『私、自炊なんてここ最近、全然できてないよ。』
KH『あたらしいオーディション番組はどう？』
A『まあ・・・順調かな。ティファニーもいるし。』
KH『Aが抜擢されてやっぱりって思う人多いみたいだよ。』
A『そうかな？』
KH『韓国にいてくれるだけで嬉しい。』
A『いきなりそんなこと言わないでよ(笑)』
照れている彼女の様子が想像できる。
KH『あと少しだから。そっちに戻ったら会おう？』
A『うん・・・待ってる。』
KH『じゃあ・・・頑張って！』
A『ありがとう！キュヒョナもね！』
電話を切ると
さっきまでのモヤモヤはなくなって
少し晴れ晴れとした気持ちだった。
マネヒョンにも驚かれるくらい上機嫌だった。
こんなふうに長く付き合ったとしても
Aとは仲良くいられると
どんな困難も乗り越えられると思っていた。
ましてや、結婚まで考えているのだから。
安心しきっていたのは僕だけだったのかもしれない・・・
Aと会いたいがために必死に仕事をしていた。
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凛音(プロフ) - りんさん» いつもコメントありがとうございます。いろいろ現在のSJの状況を見つつ楽しいお話にしていきたいと思います（笑） (2021年8月16日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん番外編ありがとうございます。またまた、ざわつく予感＾＾ (2021年8月16日 7時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2021年8月15日 21時
