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それぞれの道へ ページ24

あれから私とキュヒョナはビジネスパートナーに戻った。

お互いの気持ちを改めて確かめるために。

仕事を一緒にしていても

ヨンソンマネ『Aさん、本当に良かったの?』

まわりの人に聞かれる。

A『いいんです。2人で決めたことだから。』

そう言って黙々と衣装チェックする。

最近、キュヒョナはいろんなバラエティに出演している。

そのたびにいろんな衣装を用意してチェックする。

キュヒョナの着ている衣装をなおしていても

私たちは・・・

KH『今日の衣装、好評だよ。』

A『そう?よかった・・・』

なんて短い会話で終わることも多い。

周りの視線もだんだん気にならなくなってきた。

ただ・・・唯一・・・1人だけ

理央『Aさん・・・待ってました。ヒョクから話聞きましたよ。』

いつになく真剣な表情の理央が事務所で待っていた。

A『ごめん、私の口から言いたかったけど・・・』

理央『それはいいんです。でも、本当にいいんですか?キュヒョナと・・・』

A『いいの。2人で決めたことだし。』

理央『私は嫌です。Aさんとキュヒョナが一緒じゃなきゃ・・・』

涙越えになる理央。

A『え・・・どうして理央が泣くの?』

理央『私・・・Aさんとキュヒョナのカップルが本当に好きだったから。』

A『ありがとう。でも・・これはキュヒョナと私の問題だから。』

理央『そんなこと言わないでください。遠距離だって乗り越えた2人なのに・・・』

A『それはそうなんだけど・・最後のゴールがなかなか考えられなくて。』

理央『結婚なんて別に難しく考えなくていいんですよ。ただ、キュヒョナがそばにいて
  何かあったらキュヒョナが駆けつけてくれるってだけです。』

そう考えればそうなんだけれど。

A『とにかく、時間のかかる問題だから・・・ね?』

理央『私、嫌ですから・・・2人が別れるの・・・』

A『わかった・・・理央・・・落ち着いて・・・あ〜・・どうしよう。』

泣き止まない理央に困ってヒョクに連絡して迎えにきてもらう。

EH『ヌナ、ごめん。ありがとう。』

A『ううん、なんか、私のせいで。』

EH『理央さ、本当にヌナとキュヒョナのこと羨ましくていっつも2人の話してたよ。』

A『私たちの?』

EH『うん。2人の関係性とかさ。いいなっていつも言ってたよ。』

A『そっか・・・ありがとう。』

EH『時間が解決するよね?』

そういってヒョクは理央を連れて帰っていった。

作者より→←すれ違うのは大切だから〜KHside〜



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凛音(プロフ) - りんさん» いつもコメントありがとうございます。いろいろ現在のSJの状況を見つつ楽しいお話にしていきたいと思います(笑) (2021年8月16日 10時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん番外編ありがとうございます。またまた、ざわつく予感^^ (2021年8月16日 7時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛音 | 作者ホームページ:https://ameblo.jp/non-gyu0128/  
作成日時:2021年8月15日 21時

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