それでも愛してる～ＨＡＰＰＹ Birthday ＥＵＮＨＹＵＫ～ (ページ10)

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一人ぼっちの誕生日～EHside～ページ10

とうとう今日は俺の誕生日。

寂しいことにヨンソンヒョンもキュヒョナも仕事に出かけて行った。

世界中のペンからSNSを通してお祝いのメッセがくる。

本当にありがたいことだし毎回嬉しく思っている。

が・・・今日はマネが気をきかせてくれてオフになっていた。

しかたなくドンへに電話するも出ない・・・

なんで今日に限って・・・

Aに連絡しようかなと思ったけれど

とても気まずくて電話できなかった。

本当はカフェに顔を見にいきたかったのに。

あんなこと言われて・・・ずっと連絡がとりにくかった。

EH『おめでたい日なのに・・・寂しいなんて・・』

ベッドに座ってテレビを見ていた。

こういう日は運動して何も考えない様にしよう・・・

いきつけのジムに行くことに。

体を動かしていれば忘れられるだろう。

時間を忘れて運動に没頭する。

自分なりにもういいかなと思った頃には外は真っ暗で

時間を見ればすでに夜だった・・・

EH『あ～・・・誕生日終わる。帰ろう・・・』

しかたなく宿舎に戻る。

その途中に電話がくる。

KH『ヒョン！！どこにいるんですか？』

EH『え・・・あ、いつものジムだけど？』

KH『こんな時間まで？誕生日までジムなんて・・・はあ・・・』

キュヒョナのあきれた声が聞こえる。

EH『だって・・・帰っても１人だし。』

KH『とにかく、早く帰ってきてください！』

EH『え・・・おまえ、仕事終わったのかよ？』

ブチっ

俺の質問聞く前に切ってるし・・・

EH『ヤ～、キュヒョナ・・・』

しかたなく宿舎まで帰ることに。

ガチャっ

いつものように中に入っていくと・・・

部屋の中は真っ暗だった。

キュヒョナのやつ・・・帰ってるのかと思ったのに・・・

なんだよ・・・イタズラかよ・・・

EH『キュヒョナ～？ギュ～？』

呼んでみたけれど返事はない。

EH『はあ～・・・・』

溜息をついて自分の部屋に行く。

部屋に入って着替えてキッチンで水を飲もうと行くと

真っ暗な部屋にうっすら灯りが・・・

EH『うわ・・何？』

驚いて声をあげてしまう。

その灯りがゆらゆら揺れながら近づいてくる。

小声で・・・

？？？『センイルチュッカハムニダ～♪センイルチュッカハムニダ～♪ サランハ～ヌン、ウリヒョクチェ～センイルチュッカハムニダ～！！！』

その瞬間、灯りがついて

ケーキを持ったドンへ・・・

キャンドルを持ったA。

キュヒョナ・・・・ヨンソンヒョン・・・それにイェソニヒョン、リョウガ・・・

笑顔で俺を見ていた。