恋はウソから始まるの？・・・～KH～ (ページ4)

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ウソから始まるもの～KHside～ページ4

日本に行く前に大事件は起こった。

KH母『チャンミンも身をかためたでしょ？だからあなたももういい歳じゃない？』

何回も同じことを言われて僕はずっと知らないふりをしていた。

それは自分でもよくわかっていることだったから。

今回はいつも以上だった・・・

KH母『私のお友達のお嬢さんがとっても良い子でね～。職業はなんて言ったかしら・・・忘れたけど
　安定したお仕事だったのよ・・・今度会う約束したからよろしくね。』

KH『ちょっと待って、それってもう約束してきたの？』

KH母『私のお気に入りの子だからね。きっとあなたも気に入ってくれると思うのよ。』

KH『いやいや、オンマと好みは違うでしょ。』

KH母『そう？アラも知っているけど、とっても仲良しよ？』

まずい・・・ヌナを味方につけてきた・・・

いや、ここで怯んでは負けだ・・・

KH『僕にも好きな人の1人や２人はいますよ。』

KH母『あら、遊んでばかりじゃダメよ？ちゃんと本命を決めないと。』

KH『まあ、そのうち紹介しますよ。僕の大切な人。』

KH母『あら、本当？紹介してくれるならキュヒョナには大切な人がいるって言うわよ。』

KH『でも、なかなか会えないからな・・・』

KH母『そうなの？韓国人じゃないの？あなたのことだから海外の人かしら？』

KH『まあ・・・そんな感じ？』

KH母『どこの人なの？』

KH『え・・と、日本人。』

僕がよく行く国から思い浮かんだのは日本だった。

KH母『今度、アラと一緒に行くんでしょ？アラにちゃんと見てきてもらわなきゃ。』

KH『いや、彼女忙しいから会えるかわからないし。』

KH母『そうなの？なんのお仕事？』

KH『経営者だよ。だから忙しくて・・・』

KH母『まあ！経営者？それじゃあ忙しいわよね。でも、日本でアラには会わせてあげてね。』

KH『いや・・・忙しいって・・・』

KH母『アラはあの子のことお気に入りで昔からキュヒョナと結婚して私の妹にするって言ってたからね。アラが納得すれば私は何も言わないわ。』

また・・・めんどくさいことになった・・・

どうしよう・・・

これは協力者がいないとまずいな・・・

しかも身近にいる人物・・・

思い浮かんだのは。

EH『おまえな・・・壮大なウソついたな。どうすんだよ。』

夜、宿舎で２人で悩んでいた。

旅行プランとともに。

KH『だから、ヒョンにこうやって相談してるんです。』

EH『日本人か・・・日本人の知り合い・・・う～ん・・』

KH『日本でよく仕事するけどなかなかそういう知り合いいなくて・・・』