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痕跡 ページ27

A『ん・・・よく寝た!』

ベッドの中で伸びをして起き上がると

いつもはない違和感。

あれ・・?昨日の服のまま・・・メイクしたまま・・・

え・・と、チャンミンとキュヒョナと呑んで帰ってきて。

リビングに行くと誰もいない。

あれ・・・キュヒョナがいるかなって思ったんだけど。

キュヒョナが送ってきてくれて

2人で話しして、私は寝落ちしたんだ・・・

キュヒョナがいた場所を見つめていた。

スクラップブックも綺麗に元通り。

キッチンに洗っておいてあったマグカップ。

帰ったんだ・・・

ちょっとだけ寂しい気持ちになった。

グイグイ来るときは勢いがすごくて

ちょっとだけ冷たくしてたけれど

でも、その彼がいないのもちょっとだけ寂しい。

なんだろな・・・この気持ちは。

出勤準備のときもなぜかキュヒョナのいた場所を見てしまう。

パーカーはちゃんと持って帰ってくれたんだ。

今日、会って本人にちゃんと言わなきゃな。

と思って、事務所にきたけれど

今日はキュヒョナはバラエティの収録のみだったから事務所にはこなかった。

アシスタントの子がキュヒョナの衣装を持って現場に同行していった。

私は事務所での仕事。

この先にあるKRYのコンサートの衣装を考えていた。

セットリストも出来上がって、コンセプトも確認しながらの

スタッフのみの企画会議だった。

A『KRYはバラードだから、スーツははずせないわよね。どんな感じのスーツにしようかな。』

ふと、考えていると、ケータイにメッセがきていた。

この間、アシスタントとしてスタイリストをお願いした

日本のスタイリスト仲間の七瀬だった。

(もうすぐ、渡韓する予定があるから会って話しよう!)

というメッセだった。

韓国で買い付けもする七瀬。

今はフリーで雑誌のスタイリングにお呼びがかかる。

韓国での話をしたら悩みながらも前向きに検討してくれるようだった。

頼もしい仲間だ。

会議を終えて事務所の中を歩いていると

YH『ヌナ!!』

大きな声に呼び止められる。

笑顔のユノだった。

息をきらして私の前までやってきて

YH『仕事は終わりましたか?今日の夜はあいてますか?』

A『ごめん・・・今日はまだ仕事があって・・・』

YH『いつなら大丈夫ですか?』

A『そうね・・・明後日ならオフだけど・・・用事あるしな・・・』

キュヒョナと海に行く日。

いつ帰ってこれるかわからないしな。

YH『わかりました。今日、ヌナの家に行きますね。』

強引なユノに押し切られてしまう。

強引な約束〜YHside〜→←ヌナの努力〜KHside〜



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凛音(プロフ) - りんさん» ユノにある意味守られたような気がします。ギュとユノの間をいったりきたり。ちゃんと向き合うのはギュになんですけどね。 (2021年2月6日 21時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うぎゃ?ユノやりました。ぎゅどうするの? (2021年2月4日 16時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさん、仕事ではしっかりしてるけど、普段はぬけてるイメージです。隙がないとギュも入りこめないので(笑) (2021年2月2日 7時) (レス) id: a4978e37bf (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さんヒロインヌナかわゆいわー^^ぎゅ頑張って! (2021年2月1日 22時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» キュヒョンは本当にヌナが心配で好きで・・・そんな気持ちがヌナに届くといいなと思います。 (2021年2月1日 9時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛音 | 作成日時:2021年1月18日 22時

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