Dreaming〜君のすべてを〜

不機嫌全開 ページ12

あれから・・・ユノは食べてすぐに帰った。

私はほんの数時間、寝ただけですぐに出勤だった。

今日はSJでバラエティ出演。

バラエティほど衣装に悩む私。

スーツだとどれだけラクか(笑)

現場に入るとスタッフはすでに慌ただしく動いていた。

私もメンバーそれぞれの衣装のチェックと打ち合わせの繰り返しだった。

リア『昨日はお疲れ様〜』

眠そうなリアオンニが話かけてくる。

A『まさかオンニが・・・ド・・』

言おうとすると口をふさがれる。

リア『ここで・・・それを言うのは危険だから・・・』

私は静かに頷く。

A『今日の衣装はなんだかトーン的には柔らかいトーンの服が多いな。』

リア『いいんじゃない？久々にみんなで出演する、和やかな雰囲気をだす意味で。』

A『ランダムダンスあるんでしょ？ズボンが破れないことを祈るよ(笑)』

リア『メイクより衣装ってほんと大変だよね。ハラハラ。』

A『でも、昨日の呑んだので顔とかむくんでるメンバーいそうだね(笑)』

リア『あ・・・そうだった・・・ちょっと対処法の準備しとかなきゃ。』

そういってオンニはアシスタントのもとにいって準備をし始めた。

現場がすこしだけ騒がしくなってきた。

メンバーがそれぞれ到着したようだ。

現場に入った順に打ち合わせやメイクや着替えへと進んでいく。

今日、早かったのはシンドン。

SD『今日もいい感じの衣装ありがとう！』

いつも気配りが素晴らしい彼。

A『昨日さ・・・あなたにつまずいちゃって(笑)どこか痛くなかった？』

SD『そういえば・・・脇腹がなんか痛いなって(笑)』

A『ごめんね・・・』

SD『大丈夫！ヌナはケガなかった？』

優しいな・・・相変わらず・・・

A『お酒かぶったけど・・・キュヒョナに服かしてもらったから…』

SD『え・・あ、キュヒョナに？珍しいな・・・あいつがかすなんて(笑)』

余計なこと言ったかなと思ったけどあまり気にはしなかった・・・

でも・・・後ろを振り返ると

とても暗〜いオーラが漂ったキュヒョナがいた。

これ、めちゃくちゃ近づきづらい・・・

KH『ヌナ・・・あまり昨日のことは軽々しく言わないでください。』

やっぱり・・・

A『ごめん・・・昨日はありがとう・・・』

KH『そして、昨日はへんなことに巻き込んですいませんでした。目の下にめちゃくちゃクマできてます(笑)』

A『な！余計な事、キュヒョナも言わないでよ！』

二人のやりとりにまわりのスタッフも驚いていた。

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