乗り越えること ページ9
眠れずにベッドの上で過ごしていると
スマホに着信が・・・
ディスプレイにはチャンミンの文字。
A『もしもし？』
CM『すぐにドア開けて！』
なんだかとても急いでいる感じだったからすぐにドアまで走って開ける。
ドアの前には・・・
ホテルスタッフの制服を着た・・・チャンミンがいた。
A『え・・・なんで・・・』
CM『いいから入れて！』
チャンミンを部屋にいれる。
チャンミンが深くかぶっていた帽子をとる。
CM『ここは危ないから移動するから・・・』
A『え・・・？』
CM『もう、ペンたちにほぼ知れ渡っているよ。Aの存在。』
A『そうなの？』
CM『一人で観光なんてもういけないんだよ。さっき一人で買い物したりしたでしょ？SNSですでに写真が拡散されている。』
急いでスマホをとりだして検索すると
私が買い物している写真が載っていた。
ハッシュタグはチャンミンの彼女
A『なんで・・・』
CM『俺が頻繁に日本に行くから、不思議に思っていたペンたちがいたらしい・・・そこからAのことを調べたみたい。』
もう、すっかり私の顔は拡散されたってわけだ・・・
これからどうしたら・・・
A『チャンミン・・・』
CM『こうなってしまった以上はもう逃げも隠れもできない・・・マネヒョンがこれからの対応を事務所と話合うことになったから。明日の顔合わせのために今日のうちに移動しよう。』
覚悟を決めなきゃいけないんだ・・・
A『うん・・・わかった・・・』
チャンミンがマネージャーさんに連絡している間に荷物をまとめる。
どうやらチャンミンの実家に・・・行くらしい。
顔合わせを通りこして実家に行くなんて・・・
緊張するけれど、今はしかたないよね。
CM『準備できた？』
A『うん・・・』
チャンミンは先に出て、私はサブマネさんが迎えにくるらしい。
CM『実家まで連れてってくれるから。両親にも連絡してあるから、待っていて。ちょっと事務所によってから行くから。』
どうしよう・・・チャンミンがいないと韓国語が・・・
CM『そんな不安そうな顔しないで。サブマネが少しいてくれるし、日本語もできるから。』
私の心を見透かしたかのように言うチャンミン。
A『ありがとう・・・正直不安だった。』
そう言うと・・・チャンミンに抱きしめられる。
CM『不安な思いさせてごめん・・・でも・・Aのことは俺が守るから・・・』
そう言ってキスされる。
信じているからね・・・チャンミン・・・
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凛音(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます！私自身、楽しんで更新していますのでマイペースに楽しくやっております。いつもコメントありがとうございます。 (2021年6月10日 14時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん暑さもあるので、マイペースでお願いします。＾＾ (2021年6月10日 12時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作成日時：2021年3月28日 21時
