幸せという実感〜CMside〜 ページ32
あれから彼女は日本へと帰国した。
揺るがない彼女の気持ちを聞いて俺は安心していた。
もう決めたから・・・
彼女は日本へ帰国して上司へ退職することを伝えると言っていた。
心配で電話すると・・・
A『今日ね、ちゃんと伝えたよ。少し時間が欲しいって言われた。』
CM『だよな・・・・Aの後任を探さないといけないしな。』
A『後任はだいたい決まってるけどね(笑)』
CM『ん・・・？もしかして絵里さん？』
A『そう。今日からフルタイムになったからそのうち社員になると思うし。』
CM『絵里さんなら安心かも。陸さんに怒られるかな(笑)』
A『大丈夫だよ。仕事してる絵里さん、すごくいきいきしているもん。』
CM『そっか。こっちはマネヒョンにAと一緒にこっちで暮らすって言ったから。』
A『早いな(笑)私、もう少しそっちに行くには時間がいるよ？』
CM『大丈夫だよ。家探し、時間かかりそうだし。』
A『チャンミンのそのままの家でいいのに・・・』
CM『ペンにバレてるからダメだ。もう少し広いところにしないと。』
A『十分だと思うけどな(笑)』
そんなやりとりが幸せだった。
それにもう１つやらなきゃいけないことが
CM『そのうち日本に行くよ。Aの両親に一緒に暮らすのに許可もらわないと。』
A『そんな許可だなんて・・・』
CM『必要だよ。異国の地で暮らすんだよ？ご両親だって心配だから。』
A『まあね・・・でも、亜里沙もいるし。』
CM『あ！亜里沙さんは育児ですごく忙しくしてるよ。でも、この間会ったけど可愛かったな。』
あんな可愛い赤ちゃんをみると自分も欲しくなる。
A『こっちも引っ越し準備も始めないとね。』
CM『引っ越す前にAの家にまた行きたいな・・・』
思い出の場所・・・２人が泣いたり笑ったりした場所でまた一緒に過ごしたい。
A『うん・・・・』
２人にとって課題はまだまだあるけれど
それでも２人なら乗り越えられると思う。
いろいろあった今までを振り返りながら
これからを楽しみにしていこうと思う。
Aと２人ならどんなことも
幸せだ・・・
一緒にこの先もずっと歩いて行こう。
A・・・愛してる・・・
＊＊＊＊次章へと続く＊＊＊
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凛音(プロフ) - りんさん» りんさん、ありがとうございます！私自身、楽しんで更新していますのでマイペースに楽しくやっております。いつもコメントありがとうございます。 (2021年6月10日 14時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん暑さもあるので、マイペースでお願いします。＾＾ (2021年6月10日 12時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作成日時：2021年3月28日 21時
