検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:1,887 hit

Floor B6 ページ3

レイ「あれ、ケガしてる……?」



痛そう……
それに、これじゃ、飛べない








__……治して、あげないと。




レイは掌の上の小鳥を、そっと自分の膝へと降ろした。


レイ「大丈夫、じっとしていて」


そしてポシェットのなかに入っていた救急セットから、包帯を取り出し、大事なプレゼントを包むように、小鳥の身体に巻いていった。






いや、巻いていこうとした。


((バサッ




レイ「あ……」




ピィピィ………




レイ「バイバイ。小鳥さん…」




小鳥は、包帯を垂らしながら飛んでいった。









はるか「カットー‼誰か小鳥捕まえてー!あと無理矢理話を進めない!」



レイ「ゴメン…小鳥、捕まえてくる」



はるか「いいよいいよ!気にしないで…って、レイ?あれ??」



レイが消えた!?
まさか、神隠s((



ダニー「レイチェルなら、あそこだよ」



はるか「えっ、レイ!?!?」



なんで何十m上の機材に昇ってんのかな(汗)



レイ「よいしょっ。…思ったより不安定、かも」



そこで綱渡りΣ(Д゚;/)/

マジすか、レイさん…;




てか『かも』って何、『かも』って!!

ヤバイよ、落ちるよ、普通に…




レイ「小鳥さん、おいで…」


ピィピィ…


小鳥は大人しくレイの鞄の中に入った。

ねぇ待って。メッチャ聞き分けいいじゃん。

ならさっきの時間くらい大人しくしててほしかったな、小鳥さん!!(泣)


レイは、また綱渡りのように機材の上を渡って下に降りてきた。



その間も、表情ひとつ変わらない。



レイ「はい。小鳥さん、捕まえてきた」


はるか「へ!?あ、あぁ。ありがとう…」


レイ「?…うん」









この日から『レイ最強説』が流れ出したのは、

言うまでもない。

Floor B6→←Floor B7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

第3体育館(プロフ) - そうですね。○ヨさん演技力ありますもんね。 (2017年8月8日 14時) (レス) id: a33131e94d (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - 第3体育館さん» キ○さんがいいとすごく言われてますよね。ザックの声 (2017年8月8日 5時) (レス) id: 4c360ad8cb (このIDを非表示/違反報告)
第3体育館(プロフ) - そうなんです!声優さんがすごく気になってます!! (2017年8月8日 0時) (レス) id: a33131e94d (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - え?アニメ化するんですか!……調べて見ました。おお!アニメ化するんですね! (2017年8月7日 22時) (レス) id: 4c360ad8cb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:第3体育館 | 作成日時:2017年7月31日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。