芋恋物語 (ページ14)

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あすかside

文化祭って人ごちゃごちゃしてて盛り上がりが凄い

野外ステージも店もにぎわってて
改めて自分が高校生になったことを実感

バドミントン部の女の先輩はみんな可愛い仮装してて写真を撮ってもらったり

同期の子ともいっぱい写真撮ってもらったけど

やっぱりなおは大吾先輩とツーショットが欲しいらしくて

なお｢先輩に聞いてんけど、誠也先輩と大吾先輩と和也先輩同じクラスらしい！！メイド喫茶行こやぁ｣

『えぇ、、やっぱ行く勇気ないってー』

なお｢行かな後悔するって絶対！｣

『もうちょっと待って…心の準備が』

先輩のクラスの所を遠目から見ながらいもっていると

こと｢あっ！あすか～！！｣

『ことぉ！！！』

みな｢なおー！！聞いてー｣

そこに来たのはことと同じくバド部のみな

みな｢さっき迷路行って小島先輩と写真撮ってきてん｣

なお｢おー！？見せて見せて｣

『ことー。誠也先輩と写真とか撮った？』

こと｢実はまだやねん…。けどこれからみなとメイド喫茶行こうと思ってて！｣

(これはチャンスや…)

『え！あすからもやで！！一緒に行かん！？』

大人数で行ったほうが気持ちも楽だった

けどどこかでことに先に撮られるのも嫌な自分がいて

こと｢いいやん、行こ！なっ！みな｣

みな｢4人で出陣や！｣

なおは大吾先輩と、みなは和也先輩と

そして私とことは誠也先輩と写真を撮るためにメイド喫茶に向かった