芋恋物語 (ページ12)

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あすかside

今日は憧れの文化祭の日！

みんなそれぞれに仮装している

私はもちろんなおと2人でクラスTシャツを着てお揃いのティアラを付けた

ちょっと恥ずかしさもあったけど

始まっちゃえば関係ない

なお｢なぁ、巻き髪これでいけるかな｣

『うん！！ばっちり！ケープしとこ！』

いつもと雰囲気変えて髪の毛も巻いて

ちょっと化粧もして

誠也先輩に見てもらえるかな…

なお｢いつまで鏡みてんの！！体育館行くで！｣

『えー、変じゃない？？ティアラ恥ずかしなってきたってーーー』

なお｢元から可愛いからなんでもおっけい！！行くで！｣

体育館で始まったのは各クラスの出し物紹介

1年が終わり2年生になった

｢｢｢2年7組でーす｣｣｣

(あ、誠也先輩。)

なお｢あすか、誠也先輩じゃん(ｺｿｯ)｣

『うん、かっこいい。』

｢｢｢7組はメイド喫茶しまっす。みんな来てねー｣｣｣

｢はい、一発芸しまーす｣

｢｢｢｢｢｢｢｢よっ！！おもろいぞーー！笑｣｣｣｣｣｣

(誠也先輩のクラスメイド喫茶か…)

なお｢絶対行こうな！｣

『え？無理やって！行ったとき先輩店番やったらどーするん！』

なお｢ラッキーやん｣

『嫌やってー、話されへん』

すぐにいもる性格の私は

行って店番が誠也先輩で気を使われたらどうしよう

行って意識してるってバレたらどうしよう

そんなことばっかり考えて…

行く覚悟なんて全然できなかった

なお｢まぁ、写真撮ること目標な！お互い｣

『うんー。撮れたら家宝！』

そんな目標を立てて文化祭1日目が始まった