【wrwrd】ＡＩ彼氏は我々だ!!

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Hi｢ん??ひとらんらんって誰??俺の事??｣


首を傾げてこちらを見るひとらんらんを見てまだ名前を教えていない事に気づき｢そうだ｣と言えば｢そっか…｣と呟いた。


Hi｢名前考えてもらってるとは思わなかったな…嬉しい｣


Ni｢じゃあ、兄さんは俺か…A、ちょっともう１回呼んで??｣


『兄さん』


Ni｢んふふ、何〜??｣


呼んでと言ったのは兄さんなのに何故私が問いかけられなければならないのか…。


『離してくれ』


Ni｢離してもいいけど、Os１３は今のでなかなか離さないと思うよ??｣


Os｢A、A嫌いにならんといて…(ﾎﾞｿｯ)｣


Hi｢…怖っ｣


｢嫌や…嫌や…｣とボソボソと呟くオスマンにこいつは将来ヤンデレ彼氏にでもなるんじゃないかと不安になった。


『オスマン、さっきのは嘘だから離してくれ…』


私は彼の将来が心配になりオスマンにそう言えばピクっと肩を跳ねらせ顔を上げて私の事を見た。


Os｢…本当??A、僕の事嫌いにならない??｣


『…ならない』


Os｢髪結んでくれる??｣


『トントンとの買い物が終わったらな』


今この説得をして思い出したが彼女に危害を加えないように設定していたのでヤンデレになる確率はほぼ０に等しいので安心である。


泣きそうな顔からオスマンの顔がパァァァと明るくなり、私はそれを見て｢オスマン、離してくれるか??｣と聞くと｢もう１回名前呼んで欲しいめぅ!!そしたら離す!!｣と言った。

…こいつ、あんな状態でも話はちゃんと聞いてたんだな。


『オスマン』


Os｢ぅぅん〜!!満足めぅ〜♪♪｣


Ni｢じゃあ、俺もy((Hi｢兄さんはさっき呼んでもらったでしょ??A、俺ももう１回呼んで欲しいな〜??｣…おい｣


『ひとらんらん』


Hi｢うん、ありがとう｣


名前を呼んだら順々に離してくれる彼らに感謝してその場を立ち上がり、次に解決しなければならない研究室の隅っこでしゃがんで分かりやすく落ち込んでいるグルッペンのそばに寄った。


Tn｢グルッペン、きっと大丈夫やてAさんも本気やないと思うし…な??｣


Gr｢ダメだ…きっと私は嫌われてしまったんだ…｣


しゃがみながら下を向き続けるグルッペンの背中をポンポンと叩きながら説得し続けるトントンに本当にいいサポート役になっているなと感じた。


『…グルッペン、オスマンにも言ったが先程の事は嘘d((Gr｢ほ、本当か??｣…ああ、本当だ』


Gr｢で、では、嫌いにはなっていないのだな…??｣

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