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翔の車で揺られている間
潤は疲れたのか眠ってしまった
和也くんはまだ俺にしがみついてて、全く緊張が取れてないみたいだった
__________
もうすぐ家に着くな…
「じゅーんっ、もうすぐお家に着くぞ？」
潤の身体を軽く揺すって起こす
「んやぁ〜…、、」
相変わらず寝起きが悪い潤は両手で大きな目をくしくししながらまだ眠そうな声を出す
「ほらほら…あんまり擦り過ぎたら、おメメが痛い痛いになるぞ？」
「んぇ…っ、たいたい…？//」
痛いという単語に反応したのか
寝起きのうるうるとした目で見上げてきた
…お前はほんっとに可愛いな…
「智くん、顔が台無しだよ？笑」
…っ、な！！//
1番翔に言われたくないぞ！そのセリフ！！
お前の方がデレッデレなんだかんな！！
そんなこと知る由もない次男は
呑気に鼻歌なんか歌いながら家の車庫に車を停める
「ちゅーたねぇ！！おーち！」
潤が手足をパタパタさせながら言う
それにビクビクと反応を見せる和也くん…
俺は、大丈夫だよ、と伝えるように優しく抱きしめた
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作者名：アッピ | 作成日時：2014年3月13日 0時
