彼女な私。２【2BRO.】─短編集─ (ページ4)

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彼女が風邪をひいたら［黒狼様*ﾘｸｴｽﾄ］ページ4

〈もしも彼女が風邪をひいたら〉［黒狼様*ﾘｸｴｽﾄ］

弟者
「大丈夫？寒くない？」ってずっとベッドの横から心配そうな顔で彼女の様子をこまめに確認するし、

「してほしいことあったら遠慮しないで言うんだよ？」とか落ち着いて言ってるように見えるけど、
実はかなり心配で焦ってて、

携帯の履歴が［風邪ご飯］［風邪治す方法］［彼女風邪］とかでうまってる

定期的に声かけてくれるけどいつも以上に柔らかくて低いトーンで話すから、イケボすぎて寝れない

兄者
「なんか欲しいのとか食べたいものある？」って聞くと、彼女が『プリン食べたい･･･』って言うから、

「じゃあ買ってくるけど、何かあったら電話しろよ？すぐ帰ってくるから待ってて」って言って本当に5分くらいで帰ってくるし、

彼女が『水･･･』って取りに行こうとすると、
「あーほら、無理すんな、ここにあるから」って
ちゃんと準備しててくれてる

買ってきたプリンは彼女の好きないちごプリン

おついち
「氷枕代えるからね～」とか「お薬飲もうね～」とかとにかく気の利いたお世話してくれるし、

「お粥できたよー」って持ってきてくれたかと思えば「はい、口あけて、あーん」とか当たり前のようにしてくる過保護ぶり

彼女が怖い夢見たり不安になったりすると、優しく頭撫でてくれて落ち着かせてくれる上に、

彼女が寝たら「いつもお疲れ様。早く元気になりますよーにっ」って小声で言ってくれてる

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