誕生日 ページ13
そ「ただいまー!」
そらが帰ってきた。
そ「さみしかった?」
あ「別に〜」
しゅん( ´・ω・`)としたから、ちょっとかわいい
あ「嘘だよ。おかえり。」
そ「あのね!今度さ、
旅行行かない?」
あ「お、いいねぇー!」
そらはいつでも突然話す。
あ「今度予定立てよ!」
そ「うん!
A!ちょっと部屋に入るから、
手伝って欲しいことあるの。
呼んだら来て!」
あ「はーい。」
ピーンポーン
あ「あ!はじめくん!と、マホトくん!」
ま「俺つけたし!?」
は「そらちぃに呼ばれてるの。
そらちぃの部屋行っていい?」
あ「はいはーい、」
嵐のように去っていったよぉ
そ「ねぇーAー!
ちょっと来てー!」
なんだろー?
あ「そら、どうしたのー?」
ドアを開けると
パン!
そ・ま・は「誕生日おめでとう!!」
クラッカーが鳴らされて、
笑顔で迎えられた。
はじめてかも。
そら以外の人に祝われたの。
涙がぽろぽろとこぼれた。
そ「A?どこか痛いところある?」
そらはいつも泣くとそう言ってくれるんだね。
あ「ううん、大丈夫。嬉しくて。」
そ「あ!これ!」
そう差し出されたのは
綺麗な宇宙っぽいネックレス。
あ「かわいい!」
そ「良かった。気に入ってもらえて。
実はね、それ、前から準備してたの。
一緒に住み始めた時、上げようと思ってた
だけど、渡せなかった。ごめんね。」
あ「ううん!ありがと。」
ふらぁ…
私は体から力が抜けて、
膝から倒れた。
きっと、嬉しすぎたからの貧血だ。
きっと、なんてこと無い。
そ「A!?おい、A!」
そらの声が段々遠くなる。
そうして、私の記憶は途切れた。
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作者からです!
お気に入り登録、ありがとうございます!
これから、切ない感じになると思います
作者からでした!
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作者名:里緒 | 作成日時:2016年7月1日 21時