Loveゲーム【角名倫太郎】 (ページ1)

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1話ページ1

Aside

「1年の成瀬Aちゃんだよね」

『はぁ、そうですけど･･･』

「俺とゲームしよっか」

『･･･はっ？』

何だこの人、会って1時間もたってない人間に対してゲームしよっかって

『ゲームって、なんのゲームっスか･･･』

「惚れたら負けゲーム」

なんかさらに意味わかんない( ˙-˙ )

『･･･なんでまたそんな･･･』

「期間は特になし、どっちかが惚れるまで続く」

『いや、やるなんて一言も･･･』

「という訳でLI○E交換しよっか」

いやどういう訳で？話が淡々と進みすぎて混乱してるのだが･･･

『･･･10秒ください』

「ん、いいよ」

(この人と私って初対面？ではないよね、確か図書室で会って以来だよね？私が呼び出されたのはゲームをするため、よく分からないゲームだけど･･･とりあえずやればいいんだよね。この人は2年の角名倫太郎先輩、なんでよりによって私に？こんなかっこいい先輩がどうして？あ、あれかよく漫画である「俺に惚れないやつはいない」ってやつかなるほど。そして今私はLI○Eを交換しようと言われている。これはいいのか？交換していいのか？いやでもゲームするんだし連絡先必要か、なんかもういいわ、ヨシ、ヤロウ。)

↑
ここまで10秒

今の文で私の頭がどれだけやばいのか分かるな

『はぁ、どうぞ･･･』

フリフリ

「あ、ちなみに罰ゲームありね」

『･･･それって、なんですか･･･』

「どっちかが惚れたら付き合うって言う罰ゲーム」

『え、すっごく嫌ですね』

なんだそれ、え、いや本当に嫌じゃん

「でしょ、罰ゲームだしこれくらいしないと」

『って言うか、なんで私なんですか』

「Aちゃん可愛いし割とすきな性格してるから」

結局顔かよ！嬉しいけど顔なんだ！！

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惚れたら負けゲームのルール

１：この事は周りには言わない

２：月水金は一緒に帰る

３：何かあればすぐ連絡する

４：勝手なことはしない

『3と4なんなんですか･･･』

「勝手なことしないでね」

『･･･勝手なこととは･･･』

「ま、今日からよろしく」

『んん･･･』