living together ページ5
北斗.
あれから一週間。
ヴァンパイアと言っても暮らしぶりは特に人間と変わらない。
ジ「ホクちゃんGoodmorning!」
台所で朝食を作っていれば後ろからふわりと包まれる感覚。あ、そうそう。ヴァンパイアとは言うけれど食事だって普通。月に数回だけの血を欲する期間、まぁ人間界でいう生理とでも言うのか、その期間だけは血がないと駄目らしい。
『おはよ、ジェス。』
いい匂い〜なんてスンスンと目玉焼きの匂いを嗅ぐジェシーを見れば、初めの怖さなんて全く無くて。寧ろ誰も居なかった俺にとって此方の方が幸せなんじゃないかとすら思えてきた。
ジ「あ、そう言えば…。」
急に真面目な趣になったジェシー。
ジ「今日慎太郎の日だから気をつけてね。アレの時は皆気性が荒くなっちゃうの。」
アレ、とはきっとさっき説明したアレだろう。前々から聞かされてはいたけれどやはり少し緊張が走る。
ジ「まぁ心配しないでよ。抑制剤は一応飲んではいるし、慎太郎はまだいい方だから。」
そう言って、ポンポンと頭を撫でると鼻歌を歌いながら洗面所に向かっていったジェシー。話によるとタイガが1番やばいんだとか、。
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ひな(プロフ) - こういった作品を待ってました。更新楽しみにしています (2021年7月11日 12時) (レス) id: 0dfff446cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こと。 | 作成日時:2021年7月4日 14時