110 辰哉side ページ10
朝目が覚めると自宅のソファにいて、体がバキバキで頭がかち割れそうだった。
昨日何が起こってこういう状況になったのか、整理する。
昨日は取引先の社長にゴルフに誘われて、そのあと居酒屋に連れて行かれて…
って違う!大事なのはそんなことじゃない!昨日は俺の誕生日で、Aが俺の好きなものを作ってくれるっていう話だった。
頭を上げ食卓を見ると、昨日仕事終わりに作っていてくれたであろうご飯が並んでいる。
ああ、俺はなんてことをしたんだ。
Aが起きてきたらちゃんと謝らないと。
と思い、ベッドルームを覗くがAの姿が見当たらない。
おかしい。今日からAは休みに入るはず。誕生日の次の日は2人とも休みだからゆっくり過ごせるねって話してたから、そこは間違いない。
まだ、朝の7時だしどこかに出かけているとも考えにくい。
どこに行ったんだ?
まさか…!
と思い、寝室を覗くとAの仕事の鞄がなくなっていた。鍵置きには、色違いの星座のキーホルダーがついた鍵が2つ残っていた。
そのとき初めて、Aが出て行ってしまったこと悟った。
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きこ(プロフ) - カさん» ありがとうございます💜 (2023年3月5日 16時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
カ(プロフ) - きこさん» 作者自己満の作品に嬉しいコメントいただき涙涙です🥹非公開になっていました…!教えていただきありがとうございます!公開いたしましたので、ぜひお読みいただけると嬉しいです^ ^ (2023年3月5日 16時) (レス) id: 5b373ae6f8 (このIDを非表示/違反報告)
きこ(プロフ) - お話楽しみに読ませていただいています!ふっかさんみたいな人ホントにいたらいいのに(⸝⸝ ´艸`⸝⸝)思い違いでしたら申し訳ないですが、126話がないようなのですが… (2023年3月5日 6時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カ | 作成日時:2023年2月24日 20時