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莉玖がミニカーを持ちながら、こっちにかけて来た。
莉「ママ、僕お腹すいた!」
時計を見ると、お昼の12時を指していた。
貴「もうこんな時間か」
松「お昼どうしようね、たまには楽しちゃう?笑」
貴「デリバリーする?笑」
注文を済ませ、商品が届くまでの間に子どもたちのご飯を用意する。
ぱぱっと2人にご飯を食べさせ、届いた私たちのご飯を莉玖と楓と3人で食べる。
莉玖は藍とつむちゃんが生まれる前は、楓と私と3人で過ごすこともあったから、この時間は楓も私も独り占めできるということでかなり嬉しそうだった。
"お兄ちゃんだから!"って頑張ってくれてるけど、お兄ちゃんになってくれるのが嬉しい反面、まだ甘えん坊の莉玖のままでいてほしいという気持ちもあって…
お兄ちゃんだけど、まだ4歳。
莉玖が甘えられる環境を作ってあげないとなぁって思う。
莉「美味しいね!」
松「うーん!美味しいね!」
貴「ね!美味しいねぇ!」
ニコニコ笑顔で話しかけてくれる莉玖は、ご飯が終わるとまたソファに戻り、ミニカーで遊び始めた。
しばらくすると物音がしなくなったので覗いてみると、手に車を持ったまま眠っていた。
藍とつむちゃんが寝ている部屋に抱っこで連れていき、布団を借りて寝かせる。
奇跡的に3人横並びで同じポーズで寝ていたので、楓と一緒に写真を撮って辰哉に送る。
楓は渡辺に送ったらしい笑。
久しぶりに同期のグループが動いた。
深:やば!かわいすぎる!わら
渡:三兄弟じゃん
渡:てか、莉玖デカくなったな
深:つむちゃんもじゃん!わら
渡:まあ、もう1歳だし
深:早いねー
渡:人の子の成長は早く感じるもんだな笑
深:あっという間に大人になるんだ…
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貴「この人たち2人だけで喋ってない?笑」
松「ほんとね笑。同じとこにいるんだから直接喋ればいいのに笑」
貴「仕事しろよって笑」
松「昔っからサボることに関してこの2人の右に出る者はいなかったからね笑」
貴「よくここまでやって来てるよ笑」
貴:仕事してくださいお二人さん
松:ちなみに今日の夕飯は鍋です
渡:りょうかーい
貴:辰哉と渡辺と2人で材料買ってきてね
深:え、今日なべんちで鍋食べんの?わら
渡:やめろ、その若干いじってる感じのやつ
松:材料あとで送っておくからよろしくね
貴:はい、仕事戻ってください!
深:はーい、じゃあ後でねー!
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きこ(プロフ) - カさん» ありがとうございます💜 (2023年3月5日 16時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
カ(プロフ) - きこさん» 作者自己満の作品に嬉しいコメントいただき涙涙です🥹非公開になっていました…!教えていただきありがとうございます!公開いたしましたので、ぜひお読みいただけると嬉しいです^ ^ (2023年3月5日 16時) (レス) id: 5b373ae6f8 (このIDを非表示/違反報告)
きこ(プロフ) - お話楽しみに読ませていただいています!ふっかさんみたいな人ホントにいたらいいのに(⸝⸝ ´艸`⸝⸝)思い違いでしたら申し訳ないですが、126話がないようなのですが… (2023年3月5日 6時) (レス) id: 60f4cd8162 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カ | 作成日時:2023年2月24日 20時